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関東の神社めぐり プチ神楽殿掲示板
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隠岐式内社巡拝 5日目(3/3) 完 ( No.[12]25 )
日時: 2012/05/22 19:56:46
名前: 御津垣  ID: VYI09vps
編集: 【回数】 4回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/06/06 22:27:56

隠岐式内社巡拝 5日目 その3(完)



『黒木神社』12:15
別府港を越えて碧風舘前に車を停める。
あれだけ存在を主張していた水溜まりはもうない。
見付島もよく見える。

白鳥居には、やはり空の青が映える。
写真を撮る方としては嬉しい限りである。

さて、先日はもやっていて望みようもなかった展望台からの風景であるが
うーん、それほどでもないかな?
それよりも脱ぎ捨てられたバイク用ジャケットが気になる。



『海神社』12:30
すでに仮設トイレはない。
祭りが終わり役目を終えたのであろう。
誰もいない境内をゆっくりと参拝する。



『眞氣命神社』12:40
こんどは、港に車を停車して歩いて社殿に向かいます。
歩いてみると結構離れている。雨の日に歩くという選択はなかなか難しい。
竹林からもれる日が気持ちいい。
苦労して歩くからにはこういうご褒美は必要ですね。



『比奈麻治比賣神社』13:00
海側の鳥居より写真を撮影する。
別府港から出航したフェリーが間近を通っていく。
フェリーの向こうには三郎岩が見える。海の透明度が高い。

鳥居の撮影後、社殿へ車を動かす。
なにか社前には多くに車が停まっている。
作業をされているようだ。
二の鳥居前には発電機が置かれている。

拝殿前には姿は見えないが、裏に回っていると大勢の方々。
どうやら氏子さんらが、本殿との回廊の屋根を改修しているようだ。
写真を撮影していると、「いい男に撮ってね」などと。
本当に隠岐というところは、気のいい人間ばかりのようだ。

拝殿に戻り昇殿して参拝させてもらう。
先日失敗していた扁額の写真を慎重に撮影する。

拝殿をでると、氏子さんの一人が話しかけてきた。
どこから来たのか?なぜここに参拝したのか?とか
クエスチョンマークが浮かんでいる顔つきである。
参拝理由については、すぐに納得してくれた。
だが、どこからについては少々呆れ気味である。

氏子さんと話しているうちに旧地の話に及ぶ。
『濟』にはいまも鳥居やらが残っているらしい。
昔は陸地からも行けたようであるが、今では道もなく
船で海から行く必要があるらしい。
(後日調べると、そのアクセスも藪漕ぎらしい)

簡単に港から行けるよという感じである。
それなら「観光協会」で聞いてみよう。
と深く確認をしなかった。これは後に後悔することになる。

すでに目的の場所は全て回ったので、港に戻り
観光協会に『濟』へのアクセスについて問い合わせすることにした。
駐車場にレンタカーを置いて、清算をすませて観光協会に伺う。
昨日、浦郷へのバスについて教えて下さった女性が一人でいらっしゃった。
こちらの顔も覚えてくれていたので、話を切り出すのは楽であった。

しかし、「濟」という地名には覚えがないようだ。
いまでは人も伺わない場所。
氏子や渡し舟関係者でなければ分からないのであろう。
そのような中で知っていそうな方々に電話を入れて色々話を聞いてくださった。
その中で、数年前に旧地を案内したという人も出てきたが、
体調も悪く案内は無理とのことであった。
また、もう一人よく知っている人がいたようであるが、
外出されているとのことで話を伺うことはできなかった。
氏子さんとのことだったので、恐らく神社にいた話をした人なのだろう。
大変残念なことをしたものである。

当てもなくなり、この時点では諦めることにした。
観光協会に会長もこういう話は好きなので、あとで連絡してくれたら
回答できるかもしれないと言う。
御礼を述べてフェリーターミナルに向かう。
7月に再訪するかもしれないとも伝えて。

フェリーを待っている間に、お世話になりっぱなしの
観光協会のお兄さんが現れた。
事務所に戻って自分の話を聞いて、顔を出してくれたのだろう。
なんでも摩天崖ですれ違った車は自分だったという。
全然気づきませんでしたm(_ _)m

また、焼火神社の宮司さんもいらっしゃったので
今までの御礼を述べて別れることになった。


この後、七類港〜米子空港を経由して、関東に戻ることになった。

隠岐の島。歴史深く、人間味に溢れる島である。
また、思い出すたびに「いつかまた」と思える島であった。



写真
  海神社
  眞氣命神社
  比奈麻治比賣神社
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