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関東の神社めぐり プチ神楽殿掲示板
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対象記事 件名: 小掠賣神社 ( No.[34]22 )
日時: 2012/10/21 18:09:37
名前: 御津垣 

小掠賣神社(おしめじんじゃ)
【御祭神】小椋賣命、大山祇命
【祭祀】 例祭 5月11日
【鎮座地】酒田市楯山字大村山12−2
【旧社格】村社
【駐車場】あり
【御朱印】未確認
【本務】 玉池神社


祭神の小椋賣命は、
『日本三代実録』巻二十四 貞観十五(873)年六月廿六日己未
において、以下のような記載がある。
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節婦出羽國飽海郡人伴部小椋賣。伉儷亡後。廬於墓側。爲尼持戒。苦行精進。
叙位二階。免同戸租。旌表門閭。
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−由緒(山形県神社誌より)−
六国史で日本史上貴重なる文献とされている三代実録に、
小掠賣神社について次の様に記述されている。
小掠賣神は本朝烈女伝に伴代の女とあり、霊峰胎蔵山の麓楯山に嫁いで
幾ばくもなく夫が亡くなり、親族が再嫁を勧めるが節を守って、遂に髪を落として
尼になり、夫の墓の側に蘆して持戒精進する。
その事が遠く京都に聞こえて、貞観十五年にその貞節を称えて位二階を賜わる。
そして家の租税を免じて、善行を村の入口に掲示する。
小掠賣没後のこの様なすばらしい御徳を愈称えようと、
村の父老相はかって祠堂を建て、木像をおさめて崇め祀ったと伝える。
社は以前、御堂の瀧付近にあったらしく、その後享保十八年平田元に遷され、
明治四十一年現在地に遷座、昭和四十六年社殿を新築する。
小掠賣神が胡麻を絶って願をかけたといういわれから、この地区では胡麻を植えず、
これを植えると不吉な事があると語り伝えられている。



酒田市楯山に鎮座する。
近くの工場で場所を聞いたが分からないようであった。
あまり地元の人に知られていないのか?
何度も迷った。

「楯山川を上流方面に見て右側」にあると覚えておけばいいだろう。
広い道が左に90度に折れる場所で、まっすぐ狭い道に入ればよい。


社号標には「国史見在社」とある。
当時は実在の人だったのだから厳密には違うと思うのだが。。。
社殿にはネットが張ってある。鳥よけであろうか?



以下サイトも参照されるとよいかもしれません。
サイト名『酒田市楯山だ!』
http://www.ic-net.or.jp/home/hirotosi/index.html
  平田町楯山→楯山の歴史【小掠賣様の由来】


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