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関東の神社めぐり プチ神楽殿掲示板
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[12] 【中国】神社・御朱印情報
日時: 2009/12/26 12:10:00
名前: 御津垣  ID: 5rUlEDtM
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2013/01/28 20:53:11

鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 5県に関する
遠征報告・御朱印情報をお願いします。
▼このスレッドの返信フォームに移動

隠岐後記(蛇足) ( No.26 )
日時: 2012/07/21 17:41:10
名前: 御津垣  ID: W9icsvT.
編集: 【回数】 1回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/07/21 22:17:41

最終日の比奈麻治比賣神社で
会った関係者のブログがありました。

http://happy.ap.teacup.com/applet/miho56/20120419/archive

隠岐式内社巡拝 5日目(3/3) 完 ( No.25 )
日時: 2012/05/22 19:56:46
名前: 御津垣  ID: VYI09vps
編集: 【回数】 4回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/06/06 22:27:56

隠岐式内社巡拝 5日目 その3(完)



『黒木神社』12:15
別府港を越えて碧風舘前に車を停める。
あれだけ存在を主張していた水溜まりはもうない。
見付島もよく見える。

白鳥居には、やはり空の青が映える。
写真を撮る方としては嬉しい限りである。

さて、先日はもやっていて望みようもなかった展望台からの風景であるが
うーん、それほどでもないかな?
それよりも脱ぎ捨てられたバイク用ジャケットが気になる。



『海神社』12:30
すでに仮設トイレはない。
祭りが終わり役目を終えたのであろう。
誰もいない境内をゆっくりと参拝する。



『眞氣命神社』12:40
こんどは、港に車を停車して歩いて社殿に向かいます。
歩いてみると結構離れている。雨の日に歩くという選択はなかなか難しい。
竹林からもれる日が気持ちいい。
苦労して歩くからにはこういうご褒美は必要ですね。



『比奈麻治比賣神社』13:00
海側の鳥居より写真を撮影する。
別府港から出航したフェリーが間近を通っていく。
フェリーの向こうには三郎岩が見える。海の透明度が高い。

鳥居の撮影後、社殿へ車を動かす。
なにか社前には多くに車が停まっている。
作業をされているようだ。
二の鳥居前には発電機が置かれている。

拝殿前には姿は見えないが、裏に回っていると大勢の方々。
どうやら氏子さんらが、本殿との回廊の屋根を改修しているようだ。
写真を撮影していると、「いい男に撮ってね」などと。
本当に隠岐というところは、気のいい人間ばかりのようだ。

拝殿に戻り昇殿して参拝させてもらう。
先日失敗していた扁額の写真を慎重に撮影する。

拝殿をでると、氏子さんの一人が話しかけてきた。
どこから来たのか?なぜここに参拝したのか?とか
クエスチョンマークが浮かんでいる顔つきである。
参拝理由については、すぐに納得してくれた。
だが、どこからについては少々呆れ気味である。

氏子さんと話しているうちに旧地の話に及ぶ。
『濟』にはいまも鳥居やらが残っているらしい。
昔は陸地からも行けたようであるが、今では道もなく
船で海から行く必要があるらしい。
(後日調べると、そのアクセスも藪漕ぎらしい)

簡単に港から行けるよという感じである。
それなら「観光協会」で聞いてみよう。
と深く確認をしなかった。これは後に後悔することになる。

すでに目的の場所は全て回ったので、港に戻り
観光協会に『濟』へのアクセスについて問い合わせすることにした。
駐車場にレンタカーを置いて、清算をすませて観光協会に伺う。
昨日、浦郷へのバスについて教えて下さった女性が一人でいらっしゃった。
こちらの顔も覚えてくれていたので、話を切り出すのは楽であった。

しかし、「濟」という地名には覚えがないようだ。
いまでは人も伺わない場所。
氏子や渡し舟関係者でなければ分からないのであろう。
そのような中で知っていそうな方々に電話を入れて色々話を聞いてくださった。
その中で、数年前に旧地を案内したという人も出てきたが、
体調も悪く案内は無理とのことであった。
また、もう一人よく知っている人がいたようであるが、
外出されているとのことで話を伺うことはできなかった。
氏子さんとのことだったので、恐らく神社にいた話をした人なのだろう。
大変残念なことをしたものである。

当てもなくなり、この時点では諦めることにした。
観光協会に会長もこういう話は好きなので、あとで連絡してくれたら
回答できるかもしれないと言う。
御礼を述べてフェリーターミナルに向かう。
7月に再訪するかもしれないとも伝えて。

フェリーを待っている間に、お世話になりっぱなしの
観光協会のお兄さんが現れた。
事務所に戻って自分の話を聞いて、顔を出してくれたのだろう。
なんでも摩天崖ですれ違った車は自分だったという。
全然気づきませんでしたm(_ _)m

また、焼火神社の宮司さんもいらっしゃったので
今までの御礼を述べて別れることになった。


この後、七類港〜米子空港を経由して、関東に戻ることになった。

隠岐の島。歴史深く、人間味に溢れる島である。
また、思い出すたびに「いつかまた」と思える島であった。



写真
  海神社
  眞氣命神社
  比奈麻治比賣神社
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隠岐式内社巡拝 5日目(2/3) ( No.24 )
日時: 2012/05/19 17:48:35
名前: 御津垣  ID: bx8y5T0g
編集: 【回数】 1回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/06/17 01:28:06

隠岐式内社巡拝 5日目 その2



『由良比女神社』10:45
こちらの神社はやはり午前中がよい。
午後は逆光になってしまうので。
神事全般は午前中なんでしょうけど。

参拝と写真撮影後、速やかに移動する。



『焼火神社』11:20
もうナビを見なくても行ける。
駐車場に着くと、看板の工事をされている方々がいる。
まあ、誰かというと民宿で一緒になったお三方ですね。
ジオパークの看板を設置しているようだ。

そういえば、摩天崖でも設置されていたな。
あんなところまで台車で材料を運んでいるとは大変だ。

挨拶と、摩天崖でも見ましたよ。と伝えると、
車を上げてほしかったと冗談で返されてしまった。

こちらも登拝と写真撮影。
先日曇っていてほとんど見えなかった知夫里島がよく見える。



『大山神社』12:00
またもや、商店の駐車場に駐車して参拝。

参拝後には、お昼なのでパンとお茶を購入して別府方面に移動する。



写真
  由良比女神社
  焼火神社
  大山神社
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隠岐式内社巡拝 5日目(1/3) ( No.23 )
日時: 2012/05/19 16:10:28
名前: 御津垣  ID: dF.v89Jg
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/05/26 01:58:19

隠岐式内社巡拝 5日目 その1


浦郷『味好』で目を覚ます。
昨日の予報では「晴れ」。障子を開けて港を見る。
空は晴れ渡り雲は少ない。
今日は、よい一日となりそうだ。

しかし、現時間は5時を過ぎたばかり。
さすがに行動を開始するには早すぎる。
7時までもう一眠りすることにした。

7時 本当に起床である。
改めて障子を開ける。あれ?雨が降ってます。。。

巷に雨の降るごとく
わが心にも涙ふる。
かくも心ににじみ入る
このかなしみは何やらん?


突如 フランス詩人が舞い降りてきた。
いかんいかん!ヴェルレーヌくん、BLはいかんよ!

ちが〜う!


さてと、雨ですか。。。なんでですか?
さっきまで晴れてましたよね。
すばらしいお笑いサイト、いや失礼。
すばらしい天気予報サイト「ウェザーニュース」を確認する。
晴れてますね。うーん、そうだね。またですよね?
責任者ちょっとこいや!(怒)

ほぼリアルタイム修正する このすばらしい「予報」サイトは
そのうち修正するのだろうから、あとで見て笑おう。


さて、気を取り直して朝食を頂こう。
今回は用意を出来ていたので皆なと同じ大部屋で頂くことに。


朝食を摂りながら、今日の予定を考える。
今日は、御朱印を頂こうという気はない。
晴れたところで写真を撮影しよう思っているだけなので、
晴れるまでは他をまわった方がいいだろう。

近くには、「通天橋」やら「摩天崖」などの観光地がある。
こちらを先に伺うことにした。
旦那さんを世間話ついでに、そちらに向かうことを告げる。
一つアドバイスを受ける。
「馬や牛が通行の邪魔をされるだろうけど、クラクションを鳴らしてはいけない。
1mくらいに近づけば自然に退いてくれる。」とのこと。
なんでも、以前 本土からメルセデスで来た観光客が、クラクションを鳴らして
怒った牛が角で側面に穴を開けてしまったらしい。
なるほど。御礼をしてチェックアウトする。おー、あの料理でリーズナブルです。


『通天橋』8:20
上の駐車場に着いたのは8:00であったが、通天橋に行くには
遊歩道を15分程度歩くことになる。
空は、いまだに雨模様。昨日回収した折り畳み傘が有り難い。
海からの風は肌寒い。小雨もぱらつき、雲で覆われた空以上に心が暗くなる。

晴れていればもっと違っていたのだろうが如何せん。
写真を撮って駐車場に戻る。
やがて雨脚も強まる。
これではどこに行っても仕方ないので車で待機することにする。

。。。
30分は待ったが改善の見込みが見えない。
時間が勿体無いので、通天橋の上部の摩天崖に向かうことにして
車を動かすことにした。



もう少しで摩天崖上部というところでお馬さんにエンカウント!
このお馬さん、海風を受けながら、道路から崖側を物憂げな表情で眺めていた。
渋い渋すぎる!お前はハンフリー・ボガートか?
いや、違う。どいて下さい!
民宿のご主人に教わった通りにゆっくりと車を近づける。
退きません!退きませんよ、ご主人!

待つこと 五分強。ようやく動く。
表情から察するに「仕方ね〜な〜」という感じか?
いやまあいいけどね。
あまりにヒマだったのでつぶやいてしまった。



『摩天崖』9:30
駐車場とその先には数台の車。どうみても観光客のものではない。
駐車場のは、多分トイレの設置工事中。
その先のはなんであろうか?観光シーズンに向けての整備だろうか。

先ほどの駐車場と違い、風を遮るものはない。
海風が車体を揺らす。空の状態は改善に向かっているようである。
もう少し雲が取れるまで車内で待つことにした。

20分後、ようやく活動開始。
すっごく時間無駄にしています。

摩天崖の上部に着く。
空の色、雲の色、海の色、国賀海岸が作る景観が美しい。
ずっと見ていていたい風景の一つになりそうだ。

ただし。。。あたりに目をやれば、そこら中に馬糞やら牛糞やら。
ここは馬糞崖か!改名してしまった(汗)。

摩天崖の崖部分を見るために、通天橋の方へ下りていく。
下りても下りてもなかなか崖を見ることができない。
20分後、ようやくその姿を確認できた。
写真に収め、また登り返す。
上部に戻ったのは、その20分後である。
ここに来るには体力と時間が必要だが、
風景を楽しみながら、ゆっくり歩けばきっと気持ちいい散策になるだろう。


さあ、天気も良くなったので由良比女神社に向かおう。

駐車場からは家族連れが歩いてくる。
子供たちが楽しそうだ。それを見ている親たちの顔もほころんでいる。

通天橋にから来た道へ下りる途中、一台上がってくる車とすれ違う。
車幅がギリギリなので怖いのです。慎重に。

やがて、右に通天橋、左に浦郷というT字路にあたろうという手前。
とうとうもうひとつの強敵とエンカウントした。
牛が連れ立って道を塞いでいる。
はー、ため息が。やり過ごすのには数分を要するのであった。



写真
  通天橋
  摩天崖から国賀海岸
  摩天崖上部
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隠岐式内社巡拝 4日目蛇足 ( No.22 )
日時: 2012/05/07 21:32:55
名前: 御津垣  ID: qKl.cEXQ
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/05/19 15:22:25

4日目 蛇足


赤壁の見学も終わり、あとはレンタカーを返却するだけであるが、
天候の回復はその考えを変えさせた。

実は、赤壁で急いでいた理由はこれであった。
もう一回 神社に撮影に行こうと。
ちなみに来居港返却時間は16:20。
急ごう。

神社への道筋で神島が見える。
天佐志比古命神社の由緒にある島である。
急ぎではあるが車を停めて撮影をする。
あの島には、旧跡とかはあるのだろうか?


『天佐志比古命神社』15:45
滞在時間5分。。。写真撮影のみで急ぎます。


『渡津神社』16:03
島津島の入り口に到着は、15:55。
神社まで走って向う。
ちょっとしたトレーニングである。

到着後、すぐ撮影。滞在4分。
走って車まで戻る。


来居港に到着は、16:20じゃすと!はー心臓に悪い。
観光協会によって返却手続きをし、預けていた荷物を受け取る。
すぐに島内船が出るというではないか。
休む暇もなく船のところに走っていく。
キャリーケースが邪魔だ。


16:26島内連絡船に乗船。
中ノ島菱浦経由で、西ノ島別府港に向かう。
この後の予定は白紙である。当然 宿も決めていない。
西ノ島の観光協会で宿を紹介してもらおう。

17:35西ノ島別府港に到着。
早速、観光協会に向かう。ずーっとお世話になっている職員さんがいた。
安い宿を探してもらう。しかし、西郷港近くはどこも一杯のようだ。

浦郷地区で ようやく民宿が一軒OKを出してくれた。
『味好』という民宿である。夕食は、時間も遅いので無しということだ。
近くに中華料理屋があるという情報を観光協会で教えてもらう。
ついでに観光名所なども。。。

浦郷まではバスで向かうことになる。
町営バスで、バス停以外でも任意の場所で停めてくれる。
料金は均一200円である。
フェリーや高速船にも連絡している。知らなかった。
これは大変便利である。

運転手さんに観光協会に教えてもらった場所を伝える。
出発時間を過ぎても動き出さない。連絡する船が遅れているようだ。
この間にレンタカーを予約してしまおう。
先日車を借りた『どうまえレンタカー』に連絡を入れる。
(ついでに忘れた傘も回収しよう。。。)

明日の朝8:00貸し出しは、今からでは対応できないという。
ただし、今日中ならまだ貸し出しが可能らしい。
事務所は「どうまえ石油」にあるとのことで、
運転手さんに目的地を変更してもらう。


動き出して20分弱 18:30過ぎ
『どうまえ石油』(『どうまえレンタカー』)に到着。
無理なお願いにも関わらず丁寧な対応であった。
無事に車を借りる。ついでに傘も回収。

さて、次は宿泊地である。『亀沢鮮魚店』を目指す。
こちらがやっている民宿が『味好』らしい。
地図を見ると由良比女神社宮司宅からはそれ程離れていない。
港に面した宿のようである。ナビを使うまでもない。
それはすぐに見つかった。

店前の港の駐車場に駐車して伺う。
人が良さそうな女将さんが出迎えてくれる。
女将さんの案内で部屋に上がる。
まだシーズンオフということもあり、宿泊者は自分だけのようである。
港が見えるよい部屋をあてがってくれた。

「夕食はどうされるのか」と心配してくれていたようだ。
「近くの中華料理にいくつもり」と伝えると、
「ここまで来て中華料理では申し訳ない。地物の簡単なものでよければ」
と言うではないか。有り難い話である。お言葉に甘えることにした。

さて、お風呂を頂くころになり宿泊客が入ってきた。
どうも焼火神社や摩天崖などにジオパークの看板を立てている工事の方らしい。
てっきりこちらの方かと思って挨拶してしまったよ(汗)

食事であるが、本来宿泊者は大部屋で夕食を頂くが、
自分の場合は、事情が特殊である。
宿の台所で頂くことになった。
で、肝心の食事の内容であるが。。。「うまい!」
観光客向けではないが、地元の素朴な食材を使った料理である。
実際には、こういうものを食べたいんだよな。
サザエの佃煮やら、すり身で作ったそうだな静岡の黒ハンペンみたいなのやら。
地元の料理を、それはもうこれでもかという感じであった。

新鮮な魚を使った豪勢な料理も確かによい。
だが、2・3泊もするとウンザリである。自分は初日に島後で堪能したしね。
有り難い有り難い。旨い料理に、女将の人柄もあり自然に酒もすすむ。
ビールを空けて、日本酒を頼む。
そうそう、由良比女神社のお神酒もありちょっと分けてもらった。

いや、別府近くに宿が空いてなくて本当は幸運だったのかもしれない。
ちなみにこちらの『味好』。以前は『亀沢鮮魚店』で、
仕出し・弁当・惣菜などもやっていたようであるが、
ご主人の体調を考えて、そちらは今はやっていないようである。


浦郷。
泊まらなければ知らなかったが、
レンタカーや宿もあり別府からの連絡もよいので
(失礼ながら)意外とよい場所である。
なんと言っても由良比女神社や、摩天崖も近いしね。
なんで、こちらにフェリー来なくなってしまったのだろう。
もったいないな〜。



写真
  神島
  天佐志比古命神社
  渡津神社
1336393975-1.jpeg 1336393975-2.jpeg 1336393975-3.jpeg
隠岐式内社巡拝 4日目(4/4) ( No.21 )
日時: 2012/05/04 21:47:37
名前: 御津垣  ID: gajxgn1s
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/10/14 01:03:49

4日目 最終章。


知夫村での神社参拝は終わった。
レンタカーの返却時間にはまだ余裕がある。
せっかくなので観光協会の方に教えて頂いた観光地に向かう。
知夫里島に着いてから曇っていた空にも日の光が戻ってきた。

仁夫地区より西へ道を進む。
しばらくすると案内板があり、左に行けば赤壁とある。
先に赤ハゲ山に向おう。

やがて牧草地帯。いっきに視界が広がる。
頂上展望台が遥か先に見える。
実際には距離はそれほどでもない。
距離を掴めるものがない。錯覚であろう。

再度 案内板。
右折しテキサスゲートを越えて頂上を目指す。



『仁夫里坊跡』14:55
島流しにあった後醍醐天皇は、西ノ島に入る前に、
ここ知夫里島に着船し古海坊、仁夫里坊に滞在したとある。
牧草地帯の様相を呈する赤ハゲ山も、両寺が存在の頃は、
檜樹の森で、昼間でも暗い場所であったという。
なお両寺は、永正元年(1504)檜樹が共擦れし山火事が発生、
ともに焼失したらしい。

赤ハゲ山展望台に向かう道の右側に見ることができる。
古海坊跡へは道が整備されておらず、5分程度野原を歩く。
展望台東側にあるので、上から位置を確認してから伺うとよい。



『赤ハゲ山』15:00
知夫里島の最高峰である。標高は325m。
土壌の赤、樹木がないことによる命名らしい。

頂上に登ればそこは別世界。
見渡せば日本海。島々が見せる景観美。
空の青。海の群青。日の光。雲の白。草の緑。色彩が鮮やかである。
緑はこれからますます深みを増すであろう。
また五月初旬には野大根の花、淡紫色が加わる。

自分以外に動くものはない。
目に映るもの全て独り占めな贅沢な時間である。
(これを読まれている方々には、ぜひ思い出を共有できる方と
行かれることを奨めたい。)

昨日までいた西ノ島が見える。
右に目をやれば、さっきまで居た中ノ島である。
これらの島、実は火山の外輪山の一部。
島々に囲まれた海。これはカルデラであるという。

そう、赤ハゲ山は景観だけではない。
地球の営みを垣間見れる貴重な場所なのだ。



赤ハゲ山を下り、さきほどの案内板に。
案内に従い左折。向うは知夫赤壁である。
海に向う下り道は、他に車もなく走りやすい。
窓は全開。風が気持いい。




『赤壁』15:25
最大200mの絶壁。酸化鉄の岩石の色が特徴的である。
ここでも、火山の名残を垣間見れる。

まあ、そんな説明よりNHK「だんだん」撮影地。
めぐみが石橋からプロポーズされた場所と言ったほうが分かり易いか?
マナカナ。これは自分も分かります。
でも、この時間居ないので見てません。ごめんなさい。


牛が入らないように木枠の中に遊歩道がある。
入口には親切に杖が置いてある。

そろそろレンタカー返却時間が迫る。

壮大な風景に圧巻とされながらも、急いで写真を撮る。
断崖側に柵はない。非常に怖い。
牛対策であれほど立派な木枠を用意されているので少々違和感がある。
いま自分は一人。
いつ火曜サスペンスの音楽が流れてもおかしくない状況であろう?

などと馬鹿げた妄想をしていたことは内緒であるが、
あちらの世界にいる時間はそれほどないのも確かである。
撮影後、さきほどの遊歩道を駆け下りる。
観光客がいるこれからの時期はできないことだろう。貴重な体験である(?)


写真
 仁夫里坊跡
 赤ハゲ山
 赤壁
1336135657-1.jpeg 1336135657-2.jpeg 1336135657-3.jpeg
隠岐式内社巡拝 4日目(3/4) ( No.20 )
日時: 2012/04/24 17:00:28
名前: 御津垣  ID: 5Y4vBCEU
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/06/07 00:14:03

4日目 その3。


菱浦港12:27発 島前島内線いそかぜUに乗船。
向かう先は、知夫里島 来居港。ループ橋が印象的な港である。
到着後、港の観光協会に向かう。
まだシーズンオフということもあり、建物内は閑散としている。
受付の方に、レンタサイクルかレンタカーがないか確認してみると
レンタカーならあるとのことであった。
正直期待していなかったのだが幸いなことである。

レンタカーは、ループ橋、観光協会裏に停まっている。
どうやら「知夫の里」というホテルが観光協会に預けているもののようだ。
軽バン3台にそれぞれホテル名がプリントされている。
荷物を預かってくれるというので、係りの方に預けて
知夫村の中心地 郡地区に向かう。



『天佐志比古命神社』13:30
知夫里島 郡地区に鎮座。
通称 一宮神社(いっくうじんじゃ)。

〜知夫里島観光ガイドより〜
「一宮大明神略縁起」(延応元年 1239)によると、
「天佐志比古尊は、人皇三十二代 用明天皇の時(585〜587)、
仁夫里の南にある島に現れ、すなわち神島なり、これより東向きに小島二つあり、
御鳥居島と申すなり、用明年中から白雉四年まで五十九年間この島に座した。
白雉四年八月十五日、仁夫里の東にある、浜辺の岩の上に上がられたが、
この浜辺は堅く不浄なため、老翁一人来て、陸に上がり給え、と言って案内し、
この森に御鎮座した。この森に繁りたる木々は、この山に住まい寵愛した古木なり。
古来貴神のために献ずべきこの場所に、社を奉じ、迎えたり。
幾万年までもこの山にて守護し給うと言って、その後、行方がわからなくなった。」
とある。

境内にある芝居小屋は、隠岐島前指定文化財となっているようだ。


数年前には本務宮司がいらっしゃったが
高齢の為 引退し、境港市に引っ越されたらしい。
今は、中ノ島の隠岐神社が兼務されている。



『渡津神社』13:50
知夫里島 薄毛地区に鎮座。
式内知夫郡 海神社論社。国内神名帳 和太酒明神であるとされる。
隠岐神社兼務社。

御祭神は、渡津大明神 五十猛命。


薄毛地区にある島津島に鎮座する。
車は、島津島手前に停めて歩いて橋を渡ることになる。
海辺には遊歩道が整備されており、透明度の高い海を見ながら歩く。
(ただ、遊歩道には牛糞がそれは沢山散らばっていた。。。)
途中には綺麗な砂浜の渡津海水浴場がある。
裸足になり波と戯れるのもよいが、砂浜の中にはウニの仲間ブンブクがいて危ないらしい。
それにしてもおもしろい名前である。


歩くこと10分。海水浴場の対岸 渡津神社に到着する。

島の伝説には以下のようなお話がある。
渡津神社の神様は女神様で、天佐志比古命と結婚し、お産の時に用いた桶が
桶島になったという。その後、訳あって離婚され、別れの際に、天佐志比古命が
島津島で風待ちをしていると、船が化して船島になり、
錨も笠もそれぞれ錨島、笠島に化してしまった。嫉妬深い渡津神社の女神様の
仕業らしい。天佐志比古命に付き添っていた女神も、風見姿岩になり、
これは女神の姿を残していたが、船乗りが持ち去ろうとして壊してしまった。


近くには、「お松の碑」が立つ。
隠岐民謡の代表作「ドッサリ節」を作った女性といわれている。
その昔、知夫の港が日本海航路の要所であった頃、お松と言う女性が、
寄港していた新潟生まれの船頭と恋仲になり、その男が唄う北国特有の追分節を
よく聞いていた。船頭は再度の渡島を誓って新潟に去ったが、いくら待っても
現れず、追分節を思い出しながら、気持ちを唄ったものであるという。

島にはよくある話なのか?
小野篁の話といい悲恋伝説が多い。
今も昔も、みんなコイバナが好きだな。。。



『大山神社』14:25
知夫里島 仁夫地区に鎮座。
式内知夫郡 大山神社論社。隠岐神社兼務社。

御祭神は、大山大明神 柴木彦明神。


〜知夫里島観光ガイドより〜
「一宮大明神縁起」には、
「人皇四十二代、大宝二年(702)九月二十四日に見越(仁夫の地名と思われる)
牧の内、坂の上の大木森々たる中に大山住尊現れ、則を頂き、
その森を大山大明神として迎え奉った。仁夫里に座すはこの御神なり。
万民この神霊を尊び敬うことはもちろんで、万民御神の恩沢を蒙ること天地に等しい。
そのいちじるしき事を教えようとしても、一朝一夕に成り難く、
神秘のことは把握し難く、誠に此書は大海の一滴、九牛の一毛なり。あなかしこ。」
とある。


仁夫の港にある公園に車を停めて神社まで歩く。
港から山に2本延びる道が合流するあたりが鎮座地である。
参拝後に地元のオジサンに捕まる。めずらしいかったのだろう。
神島のことや、一宮神社先代宮司さんの情報等を教えて頂けたので
よい出会いであったと思える。



写真
 天佐志比古命神社
 渡津神社
 大山神社
1335254428-1.jpeg 1335254428-2.jpeg 1335254428-3.jpeg
隠岐式内社巡拝 3日目(3/3) ( No.19 )
日時: 2012/04/23 13:21:24
名前: ひぐらし  ID: 9i4/qNog

こんにちは

二日間お付き合いありがとう☆ございました
お陰様で楽しくて楽ちん(???)なお参りが出来ました。
いやーほんまにイロイロあって…ダメ幹事丸出しでしたけど他の参加者さんに“楽しかった出す。”と言われて救われました

それかと…お昼は私のおごりではなく後でしっかり割り勘にしましてん

ではでは又よろしくお願いいたします♪
隠岐式内社巡拝 4日目(2/4) ( No.18 )
日時: 2012/04/23 10:24:37
名前: 御津垣  ID: VYI09vps
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/06/06 21:55:03

4日目 その2。


隠岐神社を後に、島の北端「宇受賀」を目指す。
県道317号線より途中 海士小学校を越えたところで左折し
宇受賀地区に向かう。
左手に住宅地を見ながら走る先に鳥居が見えた。



『宇受賀命神社』9:35
中ノ島 宇受賀地区に鎮座。
隠岐に四つある名神大社の一つである。

〜隠岐神社HPより〜
島内の伝説には、西ノ島の神社の神さま 比奈麻治比賣命の美しさにひかれた宇受賀命は、
同じく姫に求婚する大山神社の神さまとの力比べに勝利したことにより、姫と結ばれたとあります。
そして、この姫との間に御子神 柳井姫、その御子神は同じ島の豊田地区にある
奈伎良比賣神社の御祭神になったとされています。


刈り取られた水田の中に、長く細い参道と白い鳥居。
丘上には拝殿と、その屋根の上に隠岐造の本殿を見ることができる。

社家は、宇津賀氏、今の村尾氏が継承している。
(現在は隠岐神社が本務のようである)


燈籠の脇にある農作業用スペースに駐車して参拝に向かう。
二の鳥居までのコンクリートの参道には、奉納幟を立てる鉄ポールが並ぶが、
その他は、参道というより軽トラックを乗り入れる農道といった感じである。
農繁期には、そのように使うこともあるのであろう。

二の鳥居を潜ると真新しい狛犬たちが迎えてくれる。
拝殿・幣殿は瓦葺である。目だった特徴といったものはない。
本殿は、銅板葺の三間社隠岐造。拝殿より一つ高い台地に建っている。
昭和37年までは茅葺だったようであるが、その面影を見ることはできない。

拝殿前には神社の説明とは別に看板があり、海士町の有形文化財の記述がある。
『有形文化財 書籍第一号「大般若経」』とある。
中世期に入って地方の社寺で行われるようになった大般若経の転読は
この宇受賀命神社でも行われ、五穀豊穣のご祈祷として恒例の祭事として
執行されていたようである。



宇受賀神社を後に、島の西へ向かう。
牧場地帯の細い道路を通り県道317号線に戻る。
金光寺山を大分過ぎてから通り過ぎたことに気づき反転する。
まもなく豊田地区の看板を見付け右折する。
地区の中心地 港まで進み 山側にようやく鳥居を見つけることができた。



『奈伎良比賣命神社』10:00
中ノ島 豊田地区に鎮座。

〜隠岐神社HPより〜
「名神大社 宇受賀命神社」の御子神とされる神社。
伝説によると、御祭神の奈伎良姫は伊予の国から出航したところ、
日本海を航行中に暴風雨にあって方向を見失われました。
困っていると、はるか彼方に火の明りが見えたので、
これに向かって船を進めたところ、無事に島にたどりつくことができました。
翌日、仮の宿から集落を眺めると、朝日を拝む、海に開けた土地でありました。
姫はこの場所をたいそうお気に入りになり、
豊かに稲がみのる場所 豊田(とよだ)と命名し、ここに社を建て、
産土神として鎮まることとなったそうです。
一部の説には、奈伎良姫は柳井姫の別称であるともされています。
いずれにしても、農林漁業の幸と航海安全の女神とされ、
また安産、子育ての神とされ信仰されています。


奈伎良姫は柳井姫の別称とあるが、
国内神名帳では
 「奈伎良姫大明神(従一位)」と「柳井姫大明神(従四位上)」
のように別に記載があるのだが?


社頭のちょっと広くなっているスペースに車を停めて参拝に向かう。
二の鳥居の脇に駐車場もあったのだが、事前に知らずにここまで
車を入れる気はおきない。西ノ島での出来事の影響であろう。

参集所らしきものもあるが、なにか新興宗教的な香りを放つマークが見える。
こちらの神社も隠岐神社の兼務社なので、神職が常駐しているわけではないが、
参拝後に寄る事にして神社に向かう。

境内は雑草はなく、苔生した趣のある景観である。
苔生すとあるように湿気が多いようで、拝殿・本殿に傷みが感じられた。
また、夏は藪蚊が大変であろうと変な想像も巡らせてしまう。

参拝後、参集所に向かう。
扉には鍵が掛かっており、呼び鈴にも反応はなかった。
駐車場には一台軽自動車が停まっていたのだが。。。


さて、中ノ島豊田といえば、「小野篁(おのたかむら)」であろう。
平安時代前期の官人であるが、古今和歌集や百人一首にもその作が
採録されている歌人でもある。

遣唐正使 藤原常嗣により、副史 篁の船と交換されることとなり、
これに抗議、病身などを理由に乗船を拒否する。
その後、大宰府で嵯峨上皇を諷する漢詩を作り、上皇の怒りに触れて
官位を剥奪され隠岐に配流となった。

豊田地区には、その篁の住居跡がある。
また、この地で詠まれたという歌が古今和歌集に採録されている。

古今和歌集 巻十八
「思ひきや ひなの別れに 衰へて あまの縄たき 漁りせむとは」
−考えてもみなかったことだ。鄙びた田舎で心身ともに弱り果て、
 漁師の網を使って魚を取ろうとは。


なお、近くの『金光寺山』六所権現では、
百日の参籠祈願を行っているらしい。「都に還らせ給え」と。
その後、島後の那久光山寺(壇鏡神社の近く)に移り、
都万目の娘で阿古那(あこな)との悲恋物語の伝説を残しているようである。


ちなみに隠岐へ配流される際に詠まれた歌もある。
参議篁 小倉百人一首11
「和田の原 八十嶋かけて 漕出でぬと 人にはつげよ 海士の釣舟」
−とおく海原をたくさんの島々を目指して漕ぎ出してしまった。
 そのように都にいる人々に伝えてくれ。漁師の釣り船よ。

難波で詠まれたものであるとされるが、
漢詩は大宰府で作ったというのと一致しないのではないか?
一旦、都に戻っているのか。



『健須佐雄神社』10:20
中ノ島 海士地区に鎮座。
「日本三代実録巻四十五元慶八年三月廿七日戊子」に
神位従五位下を賜っている由緒のある神社である。

海士中学校の南側であるが、鳥居は山の中腹にあり木々に覆われていて
近づかないと見知ることはできない。

農業水路脇に車を停めて階段を登る。
結構長く感じたが、3分程で拝殿に到着する。
途中 鳥居の扁額には「新宮神社」とあった。
拝殿外側には特に神社名を示すものはない。
賽銭箱もないので拝殿の扉を開けさせて頂く。
同時に「健須佐雄神社」という額を見つけ胸をなでおろす。



この後、連絡船の時間もあったので隠岐神社に戻り御火葬塚などを見学する。
レンタカー返却後は、「キンニャモニャセンター」で昼食を摂ることに。
名物の「寒シマメ丼」を食す。



写真
 宇受賀命神社
 奈伎良比賣命神社
 健須佐雄神社
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隠岐式内社巡拝 4日目(1/4) ( No.17 )
日時: 2012/04/21 19:59:28
名前: 御津垣  ID: a4pDPiV6
編集: 【回数】 7回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/22 10:08:24

4日目 その1。


中ノ島の朝。今日は、中ノ島・知夫里島を巡る予定である。
昨日と違って、幾分寂しい一人旅に戻った。

早々にチェックアウトし、レンタカー事務所に向かう。
菱浦港云々と書かれていたので港施設「承久海道キンニャモニャセンター」
内を探す。しかし、それらしいものは見当たらない。

仕方ないとPCを立ち上げて場所を確認する。
どうやら港前の施設らしい。
改めてそちらに向かう。丁度 職員の方がレンタカーを整理している。
事務所は二階らしい。手続きを済ませレンタカーを借りる。
ちなみにここは島後でも借りたレンタカー会社であるが、
レンタカーの質はいまいちである。
ナビもゴリラの旧型で操作性も悪く見難い。使用は諦めた。
スマホのナビを使用して目的地に向かう。



『隠岐神社』8:50

後鳥羽院 小倉百人一首99
「人もをし 人も恨めし あぢきなく 世を思ふ故 もの思ふ身は」

−人を愛おしく思うことがあれば、また人を恨めしいと思うこともある。
 つまらないことにこの世をあれこれと思うがゆえに思い悩むのであろう。
 この身は。


承久の乱にて隠岐に流され、この地で崩御された後鳥羽天皇を祀る神社である。
隠岐に来る前に出家してるので、正確には後鳥羽法皇なのであろう。

神社の略由緒には次のようにある。
江戸時代初期に火葬塚は御廟として整備される。
末期には御廟は痛みも激しく、源福寺と村人等が相談し祠を建てお祀りした。
その後 水無瀬神宮※に遷座し祠は取り払われる。
紀元2600年の事業の一つとして、昭和14年に創建される。

ちなみに三種の神器がなくても即位されている正統な天皇である。
(はて、南朝正統論の根拠はなんであったか?)

さて、雲の上のことはともかく、歌人やその業績の方が自分には興味がある。
藤原定家、藤原有家、源通具、藤原家隆、藤原雅経、寂蓮の6人に撰者の
院宣を下した、勅撰和歌集『新古今和歌集』は言うまでもない。
隠岐での生活も、不自由なものであったらしいが、和歌を生きがいとして、
時折 都より送られてくる歌を批評する生活を送られたようである。

また祠を建てお祀りしたように後鳥羽天皇は、
その後も島民に愛されていたようで中ノ島で詠まれた歌は、
後鳥羽院遠島百首、「遠島百首かるた」として今の世でも人々に親しまれている。
「我こそは 新島守よ 隠岐の海の 荒き波風 心して吹け」


拝殿の佇まいは、江戸以降に相次いで創建された神社のような感じである。
本殿は見ることはできないが、隠岐造りとある。


さて、ひぐらしさんが事前に連絡を入れて下さっていたのだが、
ご神職の姿はどこにも見えない。
連絡を入れて 御朱印を分けてほしい旨を伝える。
やがて、宮司さんがお戻りになり
次に伺う『宇受賀命神社』と合わせて御朱印を分けて頂いた。


ちなみに後鳥羽天皇の第三皇子 順徳天皇も 承久の乱で佐渡に流されているが、
同じく小倉百人一首にその一首が採録されている。
順徳院 小倉百人一首100
「ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり」



1494年に後土御門天皇によって隠岐より後鳥羽天皇の神霊を迎え、水無瀬宮の神号を奉じる。
由緒にあるのは官幣中社に列格時のようである。
つまり2回神霊を迎えているということらしい。

水無瀬神宮の御祭神は、承久の乱に関わる三上皇である。
 後鳥羽天皇:隠岐に配流。
 土御門天皇:後鳥羽天皇の第一皇子。土佐に配流、のち阿波。幕府は厚遇。
 順徳天皇: 後鳥羽天皇の第三皇子。佐渡に配流。




写真
 社号標
 拝殿
 御火葬塚
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隠岐式内社巡拝 3日目(3/3) ( No.16 )
日時: 2012/04/14 15:28:12
名前: 御津垣  ID: a4pDPiV6
編集: 【回数】 3回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/22 08:38:26

3日目 その3。


『焼火神社』13:45
ひぐらしさんが、宮司さんと13:30でアポを取ってある。
紋次郎さん合流後の昼食もそれほどゆっくりはしていられない。
昨夜の日本酒の件もあり、ひぐらしさんにおごってもらう(ゴチになりました)。
ちなみに、この後ちょっとしたコミュニケーションミスで、
食い逃げ未遂を起こすことになった

浦郷方面に向かう国道485号線 西ノ島バイパスは快適である。
交通量も少なく、新しい片側一車線の道。
これで晴れていれば窓を開け風を感じて走るのだろうが、
今はただその爽快感を想像するだけである。

新しい橋に向かうトンネルの手前で左折し南下する。
マリンパーク弁天を過ぎたところで、看板があるので右折して山道に入る。
舗装・整備されており基本走りやすい道である。
ただ、崩落しやすい岩盤のようで、雨の後などは注意しておいた方がいいだろう。
まあ、十津川村ほどじゃないだろうけど。あそこは運も必要だし。。。

小ぶりの落石を避けながら山道を走ると、やがて終点 駐車場に到着する。
すでに約束の時間であるが、まだ先がある。
ここからは登山道(参道)。車を停めて気合を入れて階段に足をかける。
ん?なんだあの看板は。新しい案内板でも作るのかな。

途中 景観を楽しめる場所もあったが、如何せんこの曇り空。
濡れたベンチでは腰を下ろすこともできない。

さて、歩くこと10分。鳥居に辿り着く。
鳥居を潜り左側には急な階段と比較的大きな社殿が見える。
これは東照宮。もともとは美田八幡宮にあったらしい。
目的の社務所は右側に見える。

約束の時間には少々遅れたが、宮司さんは待っていて下さった。
その後、昇殿参拝の上、由緒、隠岐の歴史などを教えて頂いた。
隠岐においては、明治の排仏毀釈は、熾烈を極めたらしい。
島後に比べてまだ島前は幾分マシらしいが、当の焼火神社でさえ、
焼火山雲上寺の寺号を捨てている。
また、雲上宮の御神体(ご本尊)を拝見させて頂いた。
境内社の雲上宮は手前の橋が老朽化で、落ちてしまったらしい。
その為、現在は焼火神社拝殿に祀られている。

ちなみにこちらの宮司さんは、今日伺う神社のうち、
由良比女神社以外は全て兼務されている(本務は焼火神社)。
そう黒木神社の御朱印を問い合わせした宮司さんと同一人物なのである。
もちろん知ってましたよ?会った瞬間に御礼も言いました
というわけで、ハマッタ『眞氣命神社』の件も笑い話になりました

参拝後、社務所に移動して2階に上げて頂く。
御朱印を頂いている間に、窓からの景色を楽しむ。
また、抹茶を頂くことに。
茶殻を捨てる手間がないので抹茶を飲まれているらしい。
ひぐらしさんが皆の分の抹茶を立ててくれた。

島前の集落から参拝にくる「はつまいり」の参篭所でもあるので
社務所というにはあまりに大きい。
しかし、よく聞くと往古の半分の規模であるという。
改修時の費用が高額だった為、今の規模に縮小したらしい。
御朱印を頂いている部屋には「海士町」との張り紙がある。
今年の「はつまいり」のものであろう。

さて、名残り惜しいが、そろそろ時間が怪しくなってきた。
オフ会参加者のフェリーの時間が迫ってきている。
あと一社 由良比女神社だけは参拝しないと、目的は達成できない。
自分とは違って余裕がないのだ。

宮司さんと一緒に山を下りる。
駐車場に挨拶をし、宮司さんは先に出発された。
自分たちは、ナビを設定後に出発する。

山道を下っている途中で、宮司さんの車が停まっていた。
何をしているのだろうか?なにかを取っているようだ。
笑ってフキノトウを見せてくれた。
なるほどね。挨拶して先を急ぐ。




『由良比女神社』15:00
特に迷うことなく到着。山のイカの飾りが怖い。

オフ会組は相当焦っている。早々に参拝に向かう。
なんでも、15:45の「フェリーおき」に乗るとか。。。
この後 伺う予定であった大山神社には行けないらしい。

ゆっくり写真を撮っている自分に、ひぐらしさんが
先に失礼することを告げる。
これから宮司宅に伺って、御朱印を分けて頂くらしい。
お気をつけてと見送る。
自分は無人になった境内をもう一度回ってから宮司宅に向かうことに。

浦郷の郵便局脇ということは知っていたので、ナビで郵便局を目指す。
細い路地の先に郵便局を見つけるが、駐車スペースがない。
自宅前で右折し港側に向かうことに。
そこで港側より左折してくる見慣れた車が。。。まだ居たの
自分より自宅付近に駐車して、4人が大急ぎで宮司宅に突入してゆく。

こちらはセルフ御朱印で有名。
各自が思い思いに御朱印を押してゆく。ただ押すのはいいけど筆がね。
自分は時間的に余裕があるので後ろに控える。
しかし、悩んでいる時間さえないのだろうな。皆は流れるように筆を走らせる。
あと二十分というところで、オフ会メンバーは車に。
自分は改めて宮司宅より見送る。「ようお参りでした」と

嵐が去った後のような静けさである。
さてと、では改めて自分の御朱印を分けてもらおう。
今回は自分で墨書きはしないことにしているので印だけ。
それと書置きのものを一部分けてもらう。
御朱印代と由緒書きの初穂を収める。ついでに皆が納めた小銭で両替しておこう。
立ち去った後にお札ばっかりで、驚くかな〜という悪戯心もあるのであるが



『大山神社』15:40
自分も西郷方面に戻る。国道沿い。
焼火神社に急いで居なければ寄っていたところなんだけど。

スーパーの駐車場に車を停めて、ついでに買い物をする。
喉が渇いていたので丁度いい。

しかしここの神社は境内に紐が多く設置されている。
鳥避けの紐なのだろうか?
本殿とか写真を撮るのが大変だ。それと扁額の色が大胆だ。。。

15:46 ひぐらしさんからメールが入る。
どうやら無事に乗船できたらしい。よかったよかった。

さて、自分も西郷港に戻ろう。本日の宿泊は中ノ島。
島前連絡線に乗ることになる。
ちなみに今回のレンタカーは西郷港に乗り捨て。
1kmあたり20円で計算して、車内に代金を入れておくシステムだ。
関東では考えられない!鍵を開けっ放しで、金も鍵も置いてゆくなど。
これも離島という立地のなせるわざなのだろう


しんや@くっしんさん後日コメント完全版
オフ会というのは、人の心のぬくもりに触れたり、命の危険を感じたり、
フェリーに乗り遅れそうになったりと、筋書きのないドラマだったのですね…



写真
 焼火神社
 由良比女神社
 大山神社
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隠岐式内社巡拝 3日目(2/3) ( No.15 )
日時: 2012/04/14 15:01:42
名前: 御津垣  ID: a4pDPiV6
編集: 【回数】 9回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/22 10:10:20

3日目 その2。


観光協会の方に御礼を述べて次に向かう。
次からは本来の式内社巡拝である。


『海神社』10:05
碧風舘より右折して、県道319号線を走ること3分。
若干狭い場所を通りぬければ目的の海神社の鳥居が左側に見える。

参道には一台の軽自動車が停まっている。
港側には簡易トイレを積んだトラックが。
写真 写りはよくないが仕方がない。特にトイレが。。。

境内を覗くと氏子さん2人が、なにやら準備をしている。
伺うと明日はお祭りとのこと。明日からは晴れ、祭り日和となるでしょう。
その後 お二人は奉納幟を組み終えたのか拝殿に片付けて帰宅された。

自分たちも参拝を終えて次に向かう。

あー、あのトイレはお祭り用なのか!?



『眞氣命神社』10:25
改めて319を走る。ここからは走りやすい道である。
やがて右方向 港側に白い鳥居が見える。

扁額を見て目的地であることを確認する。
ただし、神社自体は山側である。
上り道がつづいており、先は見えなかった。

今思うとそれは間違った選択であったのだろう。
時として人は間違った選択をしてしまう。
その時の彼らを誰が責めることが出来るのだろうか。
この記憶はいつかよい思い出に昇華できる日は来るのだろうか?

2台の車は参道を進むことにした。
参道は狭く両側は谷となっている車幅ギリギリの道だ。
その参道自体でさえ竹が覆い、倒木に塞がれている箇所がある。
自分とSSさんが車を降りて倒木をどかす。


ようやく鳥居前。
ここに車を停めて参拝に向かう。
鳥居からつづく階段にも木が倒れかかっている。
階段上に拝殿が見える。奥行きがない境内なのか。

階段を登り拝殿前に辿り着く。
どうやら奥行き一杯まで使って建築しているようだ。
大きな本殿と拝殿である。
それに対して、横方面は広く思える。異常に離れて参集所がある。

それほど人が入っているようには思えない。
先ほどの参道の惨状もあるが、境内は草が伸び放題である。
参拝のしやすさとかもあるのかもしれないが、
月に一回は手入れしていればここまではならないだろう。

ただ、地域の事情もある。
それを知らない余所者があまり大きな声はだせない。
今は参拝させてもらえるだけでもよしとしよう。
拝殿の扉を開けてお賽銭を収めお参りする。

写真の撮影も終わり階段を下りる。
靴汚れてしまったな。と考えながら。


自分は車に乗り込み、鳥居前で切り返しを試みることになった。
鳥居前には若干のスペースがあり、ここで2台とも反転しようと考えたのである。
しかし、いくら小さい軽自動車といっても限界がある。
数回のトライの後、ここでの切り返しは諦めた方がいいと判断した。

そうなれば、長い下りのバックが待つことにとなる。
両脇は谷となっている狭い道。慎重な運転が必須となる。
運転手以外は、全員が外に降りて雨が降る中、車の誘導が開始される。
ひぐらしさんは顔色が悪い。

まずは、しんや@くっしんさんの車がバックを開始する。
自分も車を降りて前輪の状態を確認する。
数回のハンドル操作の後、もっとも危険な箇所は脱っした。
どうやら向こうは途中で反転することにしたようだ。
左後方の僅かなスペースに後ろを入れて切り返しを始める。
その僅かなスペースは上りとなっており電信柱が立っていた。
更には入り口自体は少し下がっている。
タイヤの下ろし方を注意するが、それでも沈んだ場合は
最悪上がれなくなる可能性もある。
全員が固唾を飲むなかでそれは開始された。
aquさんの誘導、しんやさんのアクセル、ハンドル操作どれも
間違いは許されない。

どれだけの時間がかかったのだろか。
(もしかしたらそれは気のせいかもしれないが。)
数回は悲鳴みたいなものもあった。切り替えしの数は、数え切れない。
しかし、全員の協力のもとそのミッションは無事に成功したのだった。
しんや@くっしんチームは脱出を果たした。

さて、残りは自分である。
SSさんが残り、後ろを誘導してくれる。
自分は最初から全部バックで行くつもりである。
時間もかかっているのでさっさと行動する。
何回かタイヤの位置修正の指摘を受ける。
そして、相当下りてから広い場所で切り替えした。
結果、全員が無事(?)に生還を果たすことができた。


しかし、なぜあの時「歩いていこう」と判断ができなかったのか。
それを今 言うことは簡単である。実は深い事情があったのだ。
そう、あの日あの時 自分は確かにこう思ったのである。
「雨降ってるし、かったるいな〜 」と。

はい。。。全部自分が悪いのです。みなさん ごめんなさい


しんや@くっしんさんの後日談
「オフ会というのは、人の心のぬくもりに触れたり、命の危険を感じたり。。。」
コメントには続きがありますが、それはまた後ほど。



『比奈麻治比賣神社』11:35
判断ミスによる時間ロスが痛い。
それよりの精神的なダメージが。。。

次に向かうのは比奈麻治比賣神社。
こちらもおおよその位置のみで。。。またか。。。

地図を見ると、宇賀地区から内部に入る道があり
そこに鎮座しているかのように見えたので、そのように進む。
いづれは鳥居が見えてくるだろう。そんなつもりであった。
しかし、どれだけ進もうと鳥居は見えず、
どんどん道の状態(落石など)は悪くなり、人里からも遠くなっていく。

おかしい。そう思ってはいたが「こっちでいいはずだ!」と
自分に言い聞かせ進んでいた。しかし、さすがに限界だ。
一旦停車する。しんや@くっしんさんも心配になり隣に車を寄せる。
こんな時は、玄さんのページやと(馴れ馴れしくてすいません )、
玄松子さんのページをスマートフォンで見る。
なんと海側に鳥居の写真があるではないか!!
もしかしたら、新しく道ではなく通らなかった海沿いにあるのか?

またしても相当な時間をロスして引き返すことになったが、
鳥居は容易に見つけることができた。

しかし、鳥居の扁額には、「濟神社」とあるではないか。
本当にここなのか? ※今回 島前は全然調べずに来てます
写真から見てここしかない。とりあえず車を路肩に停めて登ることにする。
登りはじめてすぐに開けた場所に着く。そこで参道は切れてしまっている。
だが、山側を見ると石鳥居と拝殿が見える。
「あれか!」。いかにも重機でならしたような土地であるが、
雨でぬかっているので汚れないように気をつけてそちらに向かう。
鳥居前には、さっき通った新しい道。。。こっちでも正解だったのか?

拝殿外側には、神社名を示すものはない。
まだ、ここが目的地であるか分からない。
賽銭箱も見当たらないので拝殿の扉を開けてみる。
雨空でただでさえ暗いので拝殿の中はより一層と暗く感じる。
本殿に続く扉からの明かりを頼りに目を凝らす。
額が掛かっているのが分かった。賽銭箱自体も中ほどにあるようだ。
(雨宿りも含めて)昇殿してお参りさせてもらう。

額には「奉納 比奈麻治比賣命」とある。
ようやくここが目的地であることが判明する。
各々お参りし、折角だしと記帳する。その後は雨に濡れながらの写真撮影である。

お参りは終わったが、雨の中 全員で車まで戻ることもないので、
運転手のみ戻って車を二の鳥居前まで持ってくることにした。


そろそろ、昨日本土に戻られた「紋次郎さん」が別府港に来る時間である。
急ぎ別府港に戻る。しばらく走ると港に向かうフェリーを目視できた。
(急ぐ必要などないのであるが )フェリーが着く前に到着してやると
スピードを上げる。結果フェリー入港前に駐車場に到着し紋次郎さんを待つことに。
やがて合流。時間はお昼を回っている。
朝方お世話になった「観光協会」で、お昼を食べる場所を紹介してもらう。
そちらで食事を摂ることにした。
ひぐらしさんたちは「寒シマメ」を食べたかったようだが、
中ノ島の名物らしく、ここでは諦めたようだ。


写真
 海神社
 眞氣命神社
 比奈麻治比賣神社
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隠岐式内社巡拝 3日目(1/3) ( No.14 )
日時: 2012/04/14 13:26:33
名前: 御津垣  ID: a4pDPiV6
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/22 10:11:03

3日目 その1。


西ノ島の朝。
今日まで天気が悪いのは聞いていたが一縷の望みと、外を見やる。
別府港見える。涙で霞んでいるのですね。
今日も隠岐は雨だった

目を覚ますのに一風呂浴びますか。

朝食の時間 皆さん何とかお酒も残らず無事のようだ。
っと、ひぐらしさんがダメっぽい?
朝食を摂っているとレンタカー屋が早速やってきた。
はやい。と時間指定したのは自分なんですがね
結局 オフ会の方々に合わせることになったので、
1時間は待機することになった。



『黒木神社』
最初に向かったのは別府港近くのこちら。
「碧風舘」といわれる後醍醐天皇や黒木御所に関する資料館もある。
せっかくの隠岐。観光もしないと訪問先に入れたところ。

ちなみに港側の鳥居は、カメラによっては全体を入れようとすると
立ち位置が海ギリギリになったりしますので落ちないように!

資料館の入り口前に車を停める。
雨は本降りである。シーズン前のこんな時間にくる観光客は自分らくらい。
当の資料館もオフシーズンということで閉館中。
記念に頂こうと思っていた御朱印は無理かもしれない。

境内は狭いが立派な拝殿が見える。本殿はひとつ高い台地にあるようである。
展望デッキも併設されているが、あいにくの天気。眺望など望めない。

拝殿の右から奥に道が続く。
この先は、後醍醐さんが幽閉された場所らしい。



『黒木御所』
その場所は黒木御所と呼ばれている。
はっきり言って狭い。このような場所にいたのか。。。
と、言いたくなるくらいな場所である。
夏は薮蚊が多そうだ。春・秋なら茶室にちょうどよさそうだけど。

雨が強いので戻ろう。



車に戻りダメ元で宮司さんに連絡を入れる。
別所港にある観光協会に書き置きがあるそうだ。
来た道を引き返し別府港に向かう。

「西ノ島町観光協会」
この後も色々とお世話(ご迷惑をかける )になる場所である。
隠岐汽船乗り場に隣接。目の前は見付島と立地は最高
そんなわけで5人で突然乗り込んでいったわけであるが、
どうやら御朱印を切らしているらしい。
あるのは、「由良比女神社」「焼火神社」だけという。
いや、それがここにあるというのに正直驚きです

その後 わざわざ宮司さんに連絡して、
御朱印について問い合わせして頂いた。
先ほどの「碧風舘」にあることが判明し、観光協会の人につづいて
再度 そちらに向かうことになった。

御朱印はすぐに見つかった。黒木神社・黒木御所の2枚セット500円。
日付を入れて頂いている間に、資料を拝見させて頂く。
結構楽しかった


写真
 入り口
 黒木神社
 黒木御所
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隠岐式内社巡拝 2日目(5/5) ( No.13 )
日時: 2012/04/13 12:44:51
名前: 御津垣  ID: a4pDPiV6
編集: 【回数】 4回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/22 10:12:32

2日目 最終章。


『玉若酢命神社』
着いた途端、オフ会の「紋次郎さん」は、一旦本土に戻る為お別れとなる。
また明日 西ノ島でお会いしましょう。

こちらは午前中にお参りしているので、自分はノンビリと。
駐車場で先につながらなかった天健金草神社にも電話を入れてみる。
おっ、つながった。数回のやり取りの後、社印を分けて頂けることに。
ひぐらしさんもほしいかな?と思って伝えてみる。当然(?)行くようだ

とはいえ、他の方々はこちらの御朱印はこれからなので
少々時間が掛かることと、伺う人数が増えることを改めて伝えることなる。

午前中お世話になったご家族の方より、
みんなが御朱印を頂いているところを後ろから覗く。
「さきほどはどうも」そんな感じでご挨拶。
和気能須命神社にいた巫女さんは、お孫さんらしい。
ということは宮司さんのご母堂さんでいらしましたか。大変失礼しました(?)

御朱印を頂いてから、オフ会参加者は展示の方に向かう。
自分はすでに拝見させて頂いているので外でステイ(待て!)。
ひぐらしさんが気をきかせて「また入らせてやってもいいですか」と。
お許しを頂いて館内に足を入れる。
しばらくすると宮司さんがわざわざ顔を出してくれる。
日乃売神社のことを調べておいてくれるという。
結果については、娘さんの写真を送った返信でということになった。
(やっと4/12発送した)



『天健金草神社』
先導して県道44号を走る。
あの自転車はそのままの状態で放置されていた。

さて、神社の方ですが、幸いさきほど停車したスペースはまだ空いていた。
2台ともそちらに停車させてもらう。

参拝していない方々は神社の方へ。
参拝済みの3名が宮司宅に伺う。お話の通り社印のみということ。
セルフで御朱印帳に。
ご対応頂き有難うございました。

ここで一応 自分の目的は全部達成。
次に ひぐらしさんたちは、どこに行くのか尋ねる。
和気能須命神社らしい。へ?玉若酢命神社から5分以内だったんだが



『和気能須命神社』
気を取り直して、来た道をかえす。
宮司さんも戻っていたし氏子さんも帰宅しているだろう。

磯小学校をちょっと過ぎたところで左折。
こんな道を知っているんだぜ!と、格好をつけたかったのはナイショの話。
でも、途中道を間違えて少しブルーに。。

まあ、そんな裏の話はどうでもよく。
神社にはまあ。。。無事到着という感じで。
予想通り車はすでになく、余裕で駐車することができた。

参拝後、aquさんが昨日タクシー運転手に教えてもらった
古墳を背に祀ってある平神社に行きたいとのことだったので
そちらに向かうことになった。



『平神社』
ひら神社と読む。由緒は知らない。
さて、玉若酢命神社までとりあえず戻ることにする。
そこで先導車を変更する手筈だ。ここ道狭いし。

ところが、オフ会の車がなかなかこない。
なにかあったらしいが忘れてしまった(後で追記するかも )。

とりあえず玉若酢命神社前で、先導車を変更。
自分はただ後ろをついて行くだけ。

水若酢神社に戻るように国道485を進む。
ベスト電器を越えたところのY字路を左に。
さらに途中に看板がでているので左折すると鳥居が見えてくる。
ここが平神社だ。
隠岐では珍しいと言っていたらしいが、古墳の脇の神社ならいくらでも。。。
港町水祖神社、玉若酢命神社など。

ちなみに この古墳は隠岐最大のものらしい。形状は前方後円墳。
時期としては6世紀後半と推定しているようだ。

神社の方は可愛らしい本殿。小さくても隠岐造り。
社殿両後ろの木々が黄色に色づいて綺麗だ。
もう少し日があれば色も映えただろうに。。。
って、その黄色 杉花粉でしょう!?
凄い量が、飛散するタイミングを待っているかのようだ。
あ〜、晴れなくて良かったのか



参拝も終わり、時間も時間。
そろそろレンタカーを返して西郷港に戻った方がよい。
それぞれ借りたレンタカー会社が違うので、ここで一旦別行動に。
ひぐらしさんは、水祖神社に行きたいらしいが。
港町なら西郷港近く。なんとか高速船には間に合うだろう。

レンタカー会社に返却して、西郷港まで送ってもらう。
すでにオフ会の方々は到着しているようだ。
合流後、ひぐらしさんに 無事行けたか確認してみると、
どうも八田の水祖神社に行きたかったようだ。
ありゃ、そっちは歩いていく時間はないな〜。
諦めることになった。


やがて高速船も到着。
1Fに ひぐらしさんと荷物を置いて、ヤローだけ2Fに。子供ですね
眺め良いかなと思ったが暗いし徒労でした
ちなみに、前の席に「しんや@くっしん」さんと「ssj5-jaoawejf」さん。
なにかずっと話していたけど覚えてない。
自分を挟んで後ろに「aqu」さん。
aquさんはなにやらずっとPSPで映像を見ていた。映画かな?

大分暗くなったころにようやく 西ノ島別府港に到着。
港近くの旅館を予約したのだが、さっぱり位置が分からない。
とりあえず歩いて探そうと思ったが幸い向かえが来ていて事なきを得た。

旅館に到着し各々部屋に。
風呂の後に夕食となった。お風呂は広い。24時間入れるのが嬉しい。
さて、あまりゆっくりもできず夕食に向かう。
ビジネスプランであったので夕食の内容は少々残念な感じ。
やはり島後の民宿「石塚」が良すぎたのか?これが本当なのだろう。
しかし値段が大分高い。立地に甘えていないだろうか?
基本 宿泊にお金を掛けない自分は、多分ここはもう使わない。

さて、夕食だが、お酒も十分入る。
その後は場所をSSさんの部屋に移して(老番の部屋の人で選択)、
宴会は続く。各々 御朱印帳を持ち寄る。
御朱印を肴の宴会。まあ、こんなのもいいものだ。
その後、明日の予定を決めてお開きとなった。


3日 島前西ノ島につづく


写真
 平神社 鳥居
 平神社 本殿
 平神社古墳説明
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隠岐式内社巡拝 2日目(4/5) ( No.12 )
日時: 2012/04/07 23:43:38
名前: 御津垣  ID: a4pDPiV6
編集: 【回数】 10回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/22 10:15:06

2日目 まだまだつづきます。


『水若酢神社』
伊勢命神社の参拝を終え、オフ会の面々は水若酢神社へ向かう。
自分は、境内の社殿跡みたいなものに伺ってから向かうことにした。
社殿跡にしては土台が新しい気がするし祭祀場かな?

そんなことで到着は大分遅れる。
授与所には大勢で来たので御朱印帳の束が。。。あれま
お一人が留守番をして、他の方々は参拝されているようだ。
自分も御朱印帳をお願いして参拝に向かう。
(なんか自分の御朱印帳に反応している。まあ、あれはね〜

いよいよ隠岐一の宮とご対面である。
本殿は先の記事にもあるように隠岐造り。
玉若酢命神社や伊勢命神社と違い玉垣のすぐ外側を回れる。
様式美を愛でることができるのが嬉しい。
とは言え、それは参拝後。忘れずにと。

自分の場合、言う事は「参拝できたことに対する御礼」だけ。。。
だったのですが、今年それを別の神社の宮司さんにお話したら
「良いと思うよ。でも今年は自分の為に祈ってもいいんじゃないの?」と。
あっそう?じゃあ遠慮なく。と、欲深い自分は永遠に祈り続けそうだ。
結局、その時々に思ったことをそこはかとなく。

参拝後は、写真を撮って授与所に戻る。
留守番役の方はお役御免となって参拝に向かうようだ。
授与所には先ほどと違って人だかり。
案の定 御朱印談義のようだ。
自分も、お願いしておいた御朱印帳を受け取る。

本当は一冊重要な御朱印帳を忘れてきてしまっていたのだが、
まあ次の機会に残しておこう。
そのことは誰にも話していないし(恥ずかしいし )、
気づいた時に顔色が変わったことなど悟られてはいまい?
それに、皆の注目は、別の一冊に集まっていたのだから。
「全国神詣譜」戦前の御朱印帳である。

一部の方は、この御朱印帳についてはご存知だと思う。
諏訪大社春宮で間違えられて、430万発は基本撲らなくては
気がすまないと言ったものである。
(計算方法は、ページ数x年数x365日だったかな)。
ひぐらしさんは、「怖い、怒っているよ。」と言っていましたが、
もちろん今でも怒ってます。
歴史があるものなので日増しに撲る回数は増えてます。

さて、そのヤラレタ上巻ではなく
今回は、西日本分の下巻のみを持参した。
この御朱印帳は、以前どこかで触れていたかと思うが
何年か前に古本として購入したものである。
前の所有者は、参拝している神社を見ると恐らく
京都・大阪あたりの方だろう。
この御朱印帳が自分の元にきたのも何かの御縁と、
その方が参拝できなかった神社に代参している感じなのだ。
(実際のところ再訪する理由にもなっている)

相当珍しかったのか、食いつき方が半端ない。
宮司さんも反応している。手に取ってじっくり見られていた。
これは今夜の肴になるらしい

この後、御朱印帳から、他の一の宮さんや、東北の被災地の話と進み
最後に「渾身」という映画の話題に移っていった。
錦織良成さん監督作品。RAILWAYSとか言えば分かるかな?
水若酢神社の20年毎の式年遷宮で昼夜問わず行われる奉納相撲のものらしい。
撮影も境内で行われたとのこと。
ただ、海外の映画祭にまわっているので国内上映は遅れるとのことであった。

あまりにも長居過ぎた。御礼を述べて次に移動する。
って、自分は島後は満願ですよ?
どこ行くの?なんでも玉若酢命神社に行くとか。
はい。では着いて行きます。

あっ、そうそう伊勢命神社で気になってた あれ、御旅所だった。
水若酢神社の宮司さんが「今」は兼務しているので教えてもらった。


写真
 伊勢命神社 御旅所
 水若酢神社 鳥居
 水若酢神社 本殿 
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隠岐式内社巡拝 2日目(3/5) ( No.11 )
日時: 2012/04/07 20:43:12
名前: 御津垣  ID: a4pDPiV6
編集: 【回数】 6回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/22 10:15:57

2日目 まだまだつづきます。


『賀茂那備神社』11:25
玉若酢命神社の兼務社。
本来の社家がいるが、その方が宮司資格を得るまで兼務されるとのこと。
さきほど和気能須命神社にいらっしゃった禰宜さんがそうらしい。

和気能須命神社より細い道をおりて県道44号線に入る。
やがて加茂地区。左折して地区の中心部に向かう。
神社はすぐに見つかる。立派な鳥居が迎えてくれた。

車は鳥居脇の駐車スペースに停める。
雨は止んでいたが雲はまだ厚い。
だが、境内が開放的なおかげかそれほど暗い感じでもない。
晴れていれば、なお気持ちがよい境内であっただろう。

しかし、扁額がなんか長細く違和感がする



『天健金草神社』11:50
さらに44号線を北上する。広くて走りやすい道だ。
あいらんどパークキャンプ場などを過ぎて、
都万の中心地に入る手前バス停前に自転車が停まっている。
とくに人の姿は見えない。
バス停ではなく歩道を挟んで車道側に停まっている。
「?」感 満載である。

都万の中心部を過ぎると道の状態が変わる。一気に車幅が狭くなる。
狭くなった道の先 右側に鳥居が見える。
多分あれが目的地であろうと右折する。
鳥居前、扁額を確認し目的地に間違いない。
だが、社前には駐車スペースはない。スペースを探す。
幸い10mくらい先の民家前にスペースを見つけることができた。

社前は開けているので明るいが、参道 神門の奥は暗く伺い知ることはできない。
参道の右側には闘牛場が見える。現物は初めてだ。
ぬかっているから近づかないけど。。。
神門には由緒が書かれている。だが暗いので読み取れない。
ここから木に覆われ暗い。

階段を登りきると意外と広い境内。大きな社殿である。
拝殿の瓦の色が珍しい。本殿は昔は茅葺だったような形状である。
扁額は、一度落ちて破損したのか?
左側が欠け、壁に垂直に掛けられていた。

参拝も終わり車まで戻ることになる。
ちなみに、この神社さんだけは参拝時まで連絡先が分からなかった。
そんなことで、参拝したら近くで人に聞いてみようと考えていた。
幸い人がいたので宮司さんのお宅を聞くことができた。
参道横の家であることが分かったが、どうやら留守のようだった
(その後 神社庁で連絡先を教えてもらったが、電話もつながらなかった)



『伊勢命神社』13:00
天健金草神社の宮司さんが不在だったので、先に進むことにした。
次は隠岐で一番北の式内社 伊勢命神社。
ナビを設定するが、一度戻って島の中心部分を北上するルートが表示される。
戻るのは癪である。この県道44号を北上すればいいではないか?
道はこの先 狭くなりそうだが、同じ道は面白くない。
北上ルートを選択する

移動前に1日目の最後にも書いている「ひぐらしさん」に
無事合流したか確認のメールを送る。
実は、自分のこの隠岐式内社巡拝の旅と重なるように
ひぐらしさんが管理人をしているmixi「一の宮巡り」の
オフ会が開かれることになっていた。
って、こう書くと偶然みたいだけど、ネタ借りをしたのは自分の方なのだ
3月の連休という案が書いてあったので、「おっ、いいな。自分も行こうか」と。
ただ、島後・島前全ての式内社を回る予定だったので、迷惑を掛けないように
オフ会には参加表明はしなかった。
ただ、義理を欠いてはと ひぐらしさんには自分の予定を伝えておいた。

しばらくするとメールの着信音。
運転中の為、駐車できる適当な場所まで車を走らせることとなった。
那久の近くで、携帯を確認する。無事に合流できたようだ。
おやおや、同じ伊勢命神社に行くつもりらしい。
自分も、これから伊勢命神社に行くことを告げる。

また着信音。しかしここから先はしばらく確認できなかった。
ようやく確認したのは、新福浦トンネルを越えてから。
あと20〜30分で到着という。大体 同じ時間に到着かな?

えらい走ったような気がする。。。
朝から何も飲み食いしていない。
だが、夕・朝の蓄えがあるのか不思議とお腹が減らない。
もっともコンビニがない。それも食事をしていない原因でもある。

そんなこんなで到着(なんかやっつけ感大 )。
風が強い。寒いが雨が降ってないだけ御の字である。

本殿は、隠岐造り。その風格、名神大社に相応しい佇まいである。
ちなみに隠岐造りで有名なのは、この伊勢命神社と玉若酢命神社、
それとこれから行く水若酢神社。

参拝後 車まで戻りPCで情報を整理する。5分も経たないだろうか。
一台のワンボックスカーが通り過ぎる。そして鳥居前で停車。
中から現れたのは和装の女性。ひぐらしさんである。
昨年の鳥海山登拝以来 久しぶりであるが元気そうだ。
他には4名。ひぐらしさんと一緒の先行組「aquさん」。
今日合流 運転手(ドライビングマシン ?)「しんや@くっしんさん」。
同じく 愛犬家「紋次郎さん」。
同じく ひぐらしさん曰く SSさんこと「ssj5-jaoawejfさん」。
いやいや不味いでしょう!それ。親衛隊じゃないんだから

ともかく、無事( ?)にオフ会組と合流となる。
挨拶もそこそこに参拝となる。皆さんの目的は「一の宮」。
伊勢命神社はオマケみたいなものだろう。
もっとも、神社よりも突然合流した自分に対して「?」マークが
あったようにも見えたが。

では次はいよいよ、オフ会組の目的地の一つに向かうことになる。



写真
 賀茂那備神社
 天健金草神社
 伊勢命神社
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隠岐式内社巡拝 2日目(2/5) ( No.10 )
日時: 2012/04/07 17:49:28
名前: 御津垣  ID: RTrNWPwE
編集: 【回数】 6回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/23 19:01:51

2日目つづき

『玉若酢命神社』9:35
神社もそうだけど宮司隠岐家の駅鈴とかも有名。
宮司さんは、兼務『和気能須命神社』の例祭で外出中とのこと。
事前に連絡していた兼務『日乃売神社』が国史見在社の
由緒をもった社か否かについてお聞きしたかったが残念である。
ご家族の方に御朱印を対応頂き、その後展示を拝見させて頂く。
駅鈴や倉印など歴史的にも貴重なものだ。
このような物を一般人の自分も拝見できるのは大変有り難い。

そうそう、お土産に駅鈴のレプリカがあった。今あるのは小サイズのものらしい。
シーズンになると大中も揃うとのことだが、昨年は震災で品薄だったという。
はて、どういうこと? と考える。
なんと、お土産品の駅鈴レプリカは南部(岩手県)で作られているという
いやはや、いろんなつながりがあるものだ

ちなみに、ご家族の話によると、日乃売神社には宮守の方がいて、
「そちらに伺えば何か分かるかも?」ということであったが、
電話番号が不明で確認は取れなかった。
色々調べて頂いた御礼を述べて移動することにする。


『日乃売神社』10:25
日本三代実録に記載がある由緒ある神社である。
玉若酢命神社から500mほど北側。道沿いにあるので分かりやすい。
和気能須命神社とどちらを先にするかと悩んだが、
過去の経験から祭りで捕まる ことが多々あったので、
時間を考えてこちらを先にした方が無難であろうと判断した。
(まあ、それはそれで楽しいのだが 。)
雨のせいもあり鬱蒼とした森のなかは少々暗い。
参拝して写真撮影であるが、暗いせいかピンボケばっかりである。
新しい鳥居には先ほど教えて頂いた宮守らしき名前が彫ってあった。
どうにもなるものでもないが、何かの役に立つかと名前をメモる。


『和気能須命神社』10:50
例祭ということで、車の駐車スペースが心配である。
玉若酢命神社まで戻り、正面左側の道を進む。
途中道を間違えて真新しい道路に出てしまう。
この道路は最近できた広い道路だが交通量がないな〜。
途中に引き返して、ようやく神社に到着。
社前の狭い道には車がこれでもかと停車している。
なんとかスペースを見つけ停車し神社に向かう。
開け放たれた拝殿では、例祭が厳かと行われていた。
神職は3人。『玉若酢命神社』『賀茂那備神社』『出雲大社分祀』の方らしい。
ちょっと前には、巫女舞があったらしい。
もっと早くくればいいのにと氏子さんらに責められる。そんな〜

雅楽は、氏子さんによってなされている。
笙みたいに値がはって保守も大変なものはないがたいしたものだ。
ピアノでもなんでも音楽がある人生というのは、
ある意味豊かな人生ではなかろうか?と、少々考えてしまう。

さて、例祭も終わり。可愛い巫女さんたちが下りてくる。
2人とも中学生らしい。うち一人は玉若酢命神社の娘さん。
氏子さんに促されて写真を数枚。後日、玉若酢命神社に送ることになった。
※まだ、印刷してません。すいません

写真
 玉若酢命神社
 日乃売神社
 和気能須命神社
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隠岐式内社巡拝 2日目(1/5) ( No.9 )
日時: 2012/04/07 15:30:00
名前: 御津垣  ID: a4pDPiV6
編集: 【回数】 3回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/22 10:13:30

巡拝2日目って、隠岐は初日!!。
タイトルはこっちのがおもしろい(?)のでこのままでいきます


さて、気を取り直して。

隠岐の島町の民宿「石塚」で目を覚ます。
昨夜は少々やり過ぎたようだ 。二日酔いになっていないだけマシだろう。
窓側の障子を開ける。西郷港を微かに望めることができる。
ただ、その景色の中、路面は薄暗く濡れていた。
天気予報通り。。。たまにはやるではないか。
いい方にはほとんど役にたたんのに

今日は、巡拝する神社数が多い。
島の大きさとか、道路状況が分からないので所要時間は不明である。
西ノ島行きの高速船の時間もあるので早めの行動が無難であろう。

ちなみに参拝は以下の通り。
・式内社   7社
・国史見在社 1社
・総社    1社(他1社は式内1社に含む)

さっきも言ったが島の広さを把握していないので
時間的この数はどうなのであろうか?


早めの行動ということで、8時にはレンタカーを借りることにしていた。
もうちょっとゆっくりしたいとこだが早めに朝食に摂る。
夕食は豪華で、まだ腹が張っていた。これでビジネスプランか!という感じだ。
しかし、心配をよそに朝食も全部平らげることができた。
ビジネスプランだが、失礼ながら意外と堪能させてもらった。
次回もまたお世話になりたい

チェックアウトを済ませ小雨の中 西郷港に向かう。
ここでレンタカーを待つ。。。はずであった。
時間もあったので、PCを立ち上げメールを見てみる。
「あれ、石塚8:00」になっているぞ?
どうやら、やっちまったらしい 。いまから戻りたくない。
レンタカー屋に電話して場所を変えてもらおう。ってつながらない。。。
どうしよう。雨は強くなっているし、戻るしかないのか?
そうこうしている内に、携帯に着信。
レンタカー屋だ。これ幸いと場所を西郷港に変えてもらう。

合流後に、西郷港からレンタカー事務所まで行き手続きを行う。
今回借りるのは、ナビ付きの軽自動車。
そういえば、軽自動車乗るのって初めてだった。
乗ってみての感想を言うと、結構いいかも軽自動車
ゴリラのナビも快適。以前 父が使っていたモデルとは雲泥の差。
これなら自分も使おうかな。。。


『水祖神社』8:40
西郷港近くの港町。プラザホテルを目安にいけば問題なく到着する。
なんで、こんな時間になっているのだろうか?
実は、ナビが快適というのはこれからのことで、慣れるまでに時間がかかっていた
操作が分からない。方角が分からない。というわけで大変。
駐車場がないので、とりあえず神社前の道に邪魔にならないように停車する。
小雨の中を参拝。時間も押しているので写真撮影をして次に向う。


『水祖神社』8:55
隠岐病院の近く。タクシー会社の右側の道を入ったところに鎮座。
名前は先ほど参拝した港町の神社と同じであるが、式内論社ではなかろう。
(問い合わせをしていた、宮司さんも「違うよ」って言っていた)
伺った日は例祭の前日。
氏子さんが、準備を進めるなか邪魔にならないように参拝する。
小雨の中、手際がよい。見る見るうちに形になっていく。
こういう機会でないと開いていないであろう拝殿の中を撮らせて頂いた。
その後、帰り際に氏子さんに御札を分けて頂く。
失礼のないように丁寧に持ち帰らなくては。


『有木神社』9:10
隠岐総社の論社。ここも駐車場はない。
鳥居前に邪魔にならないように駐車する。
急な階段を上がると意外と広い境内にでる。
少し前まで雪囲いがあったようにパイプが社殿を巡っている。
と思ったが、本殿の周りは足場も組んである。
修繕でも始まるのであろうか?


写真
 水祖神社(港町)
 水祖神社(八田)
 有木神社
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隠岐式内社巡拝 1日目 ( No.8 )
日時: 2012/03/31 21:38:45
名前: 御津垣  ID: 2utTuvJ6
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/04 22:03:42

3月連休。有休を合わせて久しぶりの山陰である。


隠岐式内と言っときながら、いきなり違う場所に向かう
初日は出雲國 意宇六社を参拝する。
目的は、八重垣神社の御朱印帳を分けてもらうこと。
この御朱印帳で、出雲と隠岐を巡拝しようという魂胆である。
ちなみに、意宇六社には2010年に参拝済み。

さて、まずは『八重垣神社』。
あの頃は落ち着いていた社も、今や女の子ばっかり。
すごいな〜。それとちょっと恥ずかしい。
それでも頑張って「鏡の池占い」もやってきた
ちなみに、4分で沈んだらしい。
らしいというのは客先の電話対応で見てないからだ
たまたま、一緒にいた方に教えて頂いた。


さて、次に向かうのは『熊野大社』。
今年の大雪で社殿後ろの木が折れそうということで重機を入れて大掛かりの工事中。
肝心な鑽火殿の前にデンと鎮座しておられるではないか
ちなみに、こちらのお社は今回で3回目。
いつかは、元宮祭りにも参加したいがスケジュールがなかなか厳しい。
出雲國一宮と言っても平日。参拝客はまばらである。
社務所で御朱印を分けて頂いた後、上宮跡に向かう。
前回は登らなかった遥拝所にも伺う。
そう。いつかは、あの元宮に!

『神魂神社』へ来た道を戻る。
ここはいつ来ても壮観である。
これだけの本殿を間近で見ることができるのは、なかなかないのではないか?
参拝後、御朱印を分けてもらう。
この後の行程を考えるのに地図で場所を教えてもらう。
感謝感謝。

『真名井神社』
迷うことなく駐車場に到着。って、駐車場できたんだ。。。
傾斜の厳しい階段を登り参拝する。
残念ながら社務所にはどなたもいらっしゃらない。
電話をすると、今日は親戚の別の神社さんのお手伝いらしい。
ご家族の方によると書置きのものはあるようであるが、
以前分けてもらっているので次回にしよう。

『六所神社』出雲総社。
参道に一台の軽自動車が見える。邪魔だな。
近くの空き地に勝手に車を停める(いいのか〜 )。
車から出たところで、神社からご婦人が現れて車に乗っていってしまった。
あれ?神社の人?なんかイヤな予感。。。
参拝後に社務所に向かうと。。。やはり呼び鈴押しても反応なし。
あ〜あ、やっちまった 。まあ、ここも前に頂いているし。
真名井さんと一緒に次回ですね。

『揖夜神社』
意宇六社で一社だけ離れて鎮座する。
高速の無料区間を使って移動。途中コンビニでパンとお茶を購入。
何も食べてなかったよ
さて、無事到着し参拝となるが、この神社の佇まいも好み。
ゆっくりと参拝し、社務所に向かう。
社務所にはどなたもいらっしゃらない。
書かれている番号に電話をかけてみる。
呼び出し音とその後の転送音が虚しさを掻き立てる
やっぱりダメか?その後近くの宮司宅に伺ってみたが留守だった。
こちらも次回ですね。

そろそろ、レンタカーの返却と、高速艇連絡バスの時間が気になる。
美保神社とか佐太神社とか色々行きたかったが、諦めて米子空港に向かう。
結局のところ、バス到着の1時間前に返却することになったが、
他にまわっていたら時間超過していただろう。
まあ、よしとしよう。しかし1時間は暇だ〜。

ようやく七類港への連絡バスが到着。
途中境港などに寄りながら七類港に向かう。
さっきも通った道だが、高い視点からの風景は一味違う。
もっとも運転中はそんなに風景をみる余裕はないのだが。
ぼんやりと中海を眺めてバスに揺られる。
ゆったりした時間は貴重だ。いつも時間に追われる参拝ばかりだし。

「飫宇能海之 塩干乃鹵之 片念尓 思哉将去 道之永手呼」(万葉集第4)
※意宇の海の 潮干の潟の 片思に、思ひや行かむ道の長手を

本を開いて若干の現実逃避もいいだろう。
それも旅の醍醐味のひとつ。


七類港着は15:50。時間通りだ。
16:20高速船レインボー2で、隠岐 西郷港に向かうことに。
フェリーの2倍の速さで到着するが、値段も2倍。

窓際の席につきシートベルトを締める。
30分くらいしてからだろうか、鯨等が生息する海域に入る旨艦内放送が入る。
クジラか。。。腹減ったな

17:30過ぎ西郷港に到着。
mixiでつぶやくと、明日合流する「ひぐらし」さんより返信。
天気はいまいちらしいが、明日もよい一日であればいいな。
そう思いちょっと離れた民宿に向かう。


2日目 島後巡拝につづく



写真
 八重垣神社「鏡の池」
 熊野大社
 神魂神社
1333197525-1.jpeg 1333197525-2.jpeg 1333197525-3.jpeg
○隠岐國 式内社・国史見在社の情報整理 ( No.7 )
日時: 2012/03/20 06:49:38
名前: 御津垣  ID: 1R0W/35Q
編集: 【回数】 4回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2017/02/06 11:15:17

間違えあれば、ご指摘願います。


〜延喜式内社〜
知夫郡 由良比女神社二座 元名和多須神 名神大
由良比女神社(西ノ島町)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社


知夫郡 大山神社
大山神社(西ノ島町)
御朱印:なし
駐車場:なし
特記:
  本務 焼火神社

大山神社(知夫村)
御朱印:なし
駐車場:なし
特記:
  本務 隠岐神社


知夫郡 海神社二座
海神社(西ノ島町)
御朱印:なし
駐車場:なし※
特記:
  本務 焼火神社
  ※参道、鳥居前、港に駐車可

渡津神社(知夫村)
御朱印:なし
駐車場:あり※
特記:
  本務 隠岐神社
  ※島津島入口に駐車


知夫郡 比奈麻治比賣神社
比奈麻治比賣神社(西ノ島町)
御朱印:なし
駐車場:なし
特記:
  本務 焼火神社


知夫郡 眞氣命神社
眞氣命神社(西ノ島町)
御朱印:なし
駐車場:なし※
特記:
  本務 焼火神社
  ※参道に車で入らない。バックで戻ることになります。
   鳥居前の港に停めることを勧めます。


知夫郡 天佐志比古命神社
天佐志比古命神社(知夫村)
御朱印:あり
駐車場:なし
特記:
  本務 隠岐神社
  ※通称 一宮(いっくう)神社


海部郡 奈伎良比賣命神社
奈伎良比賣命神社(海士町)
御朱印:なし
駐車場:あり
特記:
  本務 隠岐神社


海部郡 宇受加命神社 名神大
宇受賀命神社(海士町)
御朱印:あり
駐車場:なし
特記:
  本務 隠岐神社


周吉郡 賀茂那備神社
賀茂那備神社(隠岐の島町)
御朱印:なし
駐車場:あり
特記:
  本務 玉若酢命神社
  ※現禰宜の宮司資格をもって本務神社となる


周吉郡 水祖神社
水祖神社(隠岐の島町港町)
御朱印:なし
駐車場:なし
特記:
  本務 玉若酢命神社


周吉郡 玉若酢命神社
玉若酢命神社(隠岐の島町)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社


周吉郡 和氣能須命神社
和氣能須命神社(隠岐の島町)
御朱印:なし
駐車場:なし
特記:
  本務 玉若酢命神社


隠地郡 天健金草神社
天健金草神社(隠岐の島町)
御朱印:あり
駐車場:なし
特記:
  本務神社


隠地郡 水若酢命神社 名神大
水若酢命神社(隠岐の島町)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社


隠地郡 伊勢命神社 名神大
伊勢命神社(隠岐の島町)
御朱印:なし
駐車場:なし
特記:
  本務 水若酢命神社※
  ※本来の本務宮司が入院中の間のみ



〜日本三代実録記載社〜
日乃賣神
日乃売神社(隠岐の島町)
御朱印:なし
駐車場:なし
特記:
  本務 玉若酢命神社


健須佐雄神
健須佐雄神社(海士町)
御朱印:なし
駐車場:なし
特記:
  本務 隠岐神社
○因幡國 式内社・国史見在社の情報整理 ( No.6 )
日時: 2011/10/20 09:43:57
名前: 御津垣  ID: qnZbLTIk

間違えあれば、ご指摘願います。
また、追加情報あれば、ご提示頂ければ幸いです。

書式ばかりですいません。少しつづ更新します。



〜延喜式内社〜
巨濃郡 恩志呂神社
恩志呂神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 御湯神社


巨濃郡 大神社
美取神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社

荒砂神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社

御湯神社に合祀(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社

多居乃上神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 宇部神社


巨濃郡 佐弥乃兵主神社
佐彌乃兵主神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 湊神社


巨濃郡 高野神社
高野神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 熊野神社


巨濃郡 許野乃兵主神社
許野乃兵主神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 美取神社


巨濃郡 二上神社
二上神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 美取神社


巨濃郡 御湯神社
御湯神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


巨濃郡 日野神社
日野神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 湊神社


巨濃郡 甘露神社
甘露神社(岩美郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


法美郡 多居乃上神社二座
多居乃上神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 宇部神社


法美郡 意上奴神社
意上奴神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 鳥取大神宮


法美郡 槻折神社
槻折神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 宇部神社


法美郡 荒坂神社
荒坂神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 服部神社


法美郡 手見神社
手見神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 宇部神社


法美郡 服部神社
服部神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


法美郡 美歎神社
美歎神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


法美郡 宇倍神社 名神大
宇倍神社(鳥取市)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社


八上郡 大江神社三座
大江神社(八頭郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


八上郡 都波只知上神社二座
都波只知上神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 多加牟久神社


八上郡 鹽野上神社二座
塩野上神社(八頭郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  未確認


八上郡 都波奈弥神社二座
都波奈彌神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 口佐治神社


八上郡 伊蘇乃佐只神社二座
伊蘇乃佐只神社(八頭郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 澤神社


八上郡 多加牟久神社二座
多加牟久神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


八上郡 意非神社
意非神社(八頭郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 虫井神社


八上郡 賣沼神社
賣沼神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  未確認


八上郡 和多理神社
和多理神社(八頭郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 澤神社


八上郡 久多美神社
久多美神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 犬山神社


八上郡 布留多知神社
布留多知神社(八頭郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 日埜田神社


八上郡 美幣沼神社
美幣奴神社(八頭郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 私都神社


邑美郡 中臣崇健神社
中臣崇健神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 倉田八幡宮


高草郡 伊和神社
伊和神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 日吉神社


高草郡 倭文神社
倭文神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


高草郡 天穂日命神社
天穂日命神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 末松神社

天穂日命社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  日吉神社摂社


高草郡 天日名鳥命神社
天日名鳥命神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 矢矯神社


高草郡 阿太賀都健御熊命神社
御熊神社(阿太賀都健御熊命神社)(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 白兎神社


高草郡 大和佐美命神社
大和佐美命神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  未確認


高草郡 大野見宿禰命神社
大野見宿禰命神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


氣多郡 利川神社
利川神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 潮津神社


氣多郡 幡井神社
幡井神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 神前神社


氣多郡 加知彌神社
加知彌神社(鳥取市)
御朱印:あり
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


氣多郡 板井神社
板井神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


氣多郡 志加奴神社
志加奴神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社



〜日本三代実録記載社〜
酒賀神
酒賀神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


賀露神
賀露神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


鷲岑神
鷲峯神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


神前神
神前神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


相尾神
相屋神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


犬山神
犬山神社(鳥取市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


虫井神
虫井神社(八頭郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社
○伯耆國 式内社・国史見在社の情報整理 ( No.5 )
日時: 2011/10/17 23:02:16
名前: 御津垣  ID: PWkxtbM.

間違えあれば、ご指摘願います。
また、追加情報あれば、ご提示頂ければ幸いです。

書式ばかりですいません。少しつづ更新します。



〜延喜式内社〜
川村郡 倭文神社
倭文神社(東伯郡)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社


川村郡 波々伎神社
波波伎神社(倉吉市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 籠守神社


久米郡 倭文神社
倭文神社(倉吉市)
御朱印:未確認
駐車場:あり
特記:
  本務神社


久米郡 國坂神社
國坂神社(東伯郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


會見郡 胷形神社
宗形神社(米子市)
御朱印:なし
駐車場:あり
特記:
  本務神社


會見郡 大神山神社
大神山神社本宮(米子市)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社
  奥宮(西伯郡):御朱印あり、駐車場あり
  嶺宮:大山頂上



〜日本三代実録記載社〜
湊神
湊神社(東伯郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


賀茂神
小鴨神社(倉吉市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


勝宿禰神
勝宿禰神社(倉吉市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 賀茂神社


國廳裏神
國廳裏神社(倉吉市)
御朱印:なし
駐車場:あり
特記:
  本務 倉吉八幡宮


三輪神
大和山神社(倉吉市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 元野神社

三輪神社(倉吉市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  未確認

三輪神社(米子市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


天乃佐奈盗_
日吉神社(米子市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


天乃神奈斐神
天乃神奈斐神社(東伯郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社


天高神
天高神社(倉吉市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務 籠守神社
○周防國 式内社・国史見在社の情報整理 ( No.4 )
日時: 2010/01/08 17:34:35
名前: 御津垣  ID: PWkxtbM.
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2011/10/17 23:59:18

分かり次第、修正・追記致します。
間違いあればご指摘の程お願い致します。
また、情報ご提供頂ければ幸いです。


〜延喜式内社〜
熊毛郡 熊毛神社
熊毛神社(周南市)
御朱印:?
駐車場:?

賀茂神社(柳井市)
御朱印:?
駐車場:?
特記:
  本務神社

大歳神社(周南市)
御朱印:?
駐車場:?
特記:
  未確認

岩隈八幡宮(岩国市)
御朱印:?
駐車場:?
特記:
  本務神社


熊毛郡 石城神社
石城神社(光市)
御朱印:?
駐車場:?
特記:
  本務神社


佐波郡 玉祖神社二座
玉祖神社(防府市)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社


佐波郡 出雲神社二座
出雲神社(山口市)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社


佐波郡 御坂神社
三坂神社(山口市)
御朱印:あり(多分)
駐車場:?
特記:
  本務神社

船路八幡宮(山口市)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務 柚木神社


佐波郡 劔神社
劔神社(防府市)
御朱印:あり
駐車場:なし
特記:
  本務神社


吉敷郡 仁壁神社
仁壁神社(山口市)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社


都濃郡 二俣神社
二俣神社(周南市)
御朱印:?
駐車場:?
特記:
  本務神社

周方神社(周南市)
御朱印:?
駐車場:?
特記:
  未確認

二所山田神社(周南市)
御朱印:?
駐車場:?
特記:
  本務神社



〜日本三代実録記載社〜
比美神
氷見神社(周南市)
御朱印:?
駐車場:?
特記:
  本務 二所山田神社


鋳錢司K山神
黒山八幡宮(山口市)
御朱印:なし
駐車場:あり
特記:
  本務神社


赤田神
赤田神社(山口市)
御朱印:あり
駐車場:あり
特記:
  本務神社
○長門國 式内社・国史見在社の情報整理 ( No.3 )
日時: 2009/12/27 08:15:44
名前: 御津垣  ID: BQyPjv5s
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2011/08/22 17:20:15

分かり次第、修正・追記致します。
間違いあればご指摘の程お願い致します。
また、情報ご提供頂ければ幸いです。


〜延喜式内社〜
豊浦郡 住吉坐荒御魂神社三座 並名神大
住吉神社(下関市)
御朱印:あり
駐車場:あり


豊浦郡 忌宮神社
忌宮神社(下関市)
御朱印:あり
駐車場:あり


豊浦郡 村屋神社
杜屋神社(下関市)
御朱印:あり
駐車場:あり



〜日本文徳天皇実録記載社〜
鹿(集)神
八幡磨能峰宮(美祢市)
御朱印:あり
駐車場:あり


(集)福神
渋木八幡宮(長門市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認

東八幡宮境内福神碑(美祢市)
御朱印:未確認(多分なし)
駐車場:未確認


賀磨能峯神
八幡磨能峰宮(美祢市)
御朱印:あり
駐車場:あり

日吉神社(美祢市)
御朱印:あり
駐車場:あり

花尾権現社(美祢郡)
御朱印:未確認(多分なし)
駐車場:未確認

吉野権現社(長門市)
御朱印:未確認(多分なし)
駐車場:未確認


壬生神
壬生神社(美祢郡)
御朱印:なし
駐車場:あり
美作国式内社参拝「中山神社」 ( No.2 )
日時: 2009/12/26 19:58:39
名前: 御津垣  ID: J9mILEhQ
編集: 【回数】 4回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2010/01/18 09:46:19

「中山神社(なかやまじんじゃ)」


伊和神社からは、同じ国道29号線を南下する。
宍粟市街からは大和ICより中国自動車道を西に走らせる。

交通量はそれほど多くない。山間を通るので眺めを求めることは
できないが、それでも天気がよく心も軽くなる。
持参のiPodからは、ラジオを通してお気に入りの音楽が流れる。
ときたま、すれ違う車の音楽を拾ってしまうのはご愛嬌だろう。

伊和神社を出発したのは11時ちょっと前。
そろそろお腹も空いてくる。だが、時間がもったいない。
特に飲み食いせず黙々と運転を続ける。
降りるICは、津山IC。その後は、国道53号線(?)を市街に向けて走る。
次に船頭町交差点、そこで右折し津山城を右手にみるような感じで今度は北上することになる。
中国自動車道の高架を潜ったあたりに、総社の標識がでていたが、
すでに朱印帳を忘れてきたことを認識しているので、今回は諦めることにした。
(神社自体は、高架より手前にあるようだ)

やがて、県道68号線。だが、すぐにその68号線も旧道の方に
左折して入っていく。しかし、この道が異常に狭い。
だからこそ68号線のバイパスができたのだろう。でもさ〜ここ非常に危険。
対向車がきたら本当に大丈夫なのかという場所さえある。
山間の道ではないのよここは。水田も見える平地なんですよ。


より一層の緊張感をもって中山神社まで車を進める。
そんな状態だし、鳥居が見えてくるととても嬉しい。
鳥居から長くつづく参道には人影が見えない。
今のうちに写真を撮ってしまおう。

車を鳥居の左にある駐車場に急いで停め、坂道を転ばない程度に
走って戻ってくる。するとそこには、計ったようにリュックを背負った
同世代の男性がいるではないか。しかもカメラを手にしている。
目的は神社ではなく、植物のようだ。一生懸命カメラを向ける。
「なぜ、今なのだ? 」そう思ってしまう。
ただ参拝しているときはなかった感情である。あ〜あ、もう。
嫌な感じです。参拝者が写る分にはいいけど。。。ちょっと自己嫌悪。

ともかく、写真に写りこまないように、撮影していく。
鳥居から神門まで、相当な時間がかかる。
そんなことをしているうちに、参道の左側から、さっき伊和神社で会った方が
こちらに降りてきた。まあ、あの後ならこちらが一番近いか。。。
ちょっと引きつった笑い。お互い様ですね。
さて、やっと神門をくぐり、自分は先に社務所に御朱印をお願いしてくる。
植物写真と、伊和さん(すいません。名前分からないので都合上適当に)は
拝殿に先に行き参拝を済ませるようだ。
いずれにせよ、その後すぐに自分も拝殿に伺う。

さて、参拝後は、玉垣の周りを時計回りに写真撮影。
ちょっと雲がかかって暗い。もう一周しようとそのまま撮影を続行。
やがて、社務所前に戻る。伊和さんが御朱印を待っているようだ。
どうやら、自分のが終わるまで待っているようである。
うーん。あの朱印帳だからな〜。伊和さんもそれだし。
そうこう言っていると、また一宮巡拝者が現れる。
こうなってくるとそうとう悪者ですな自分

さて、自分はまた一周です。今度は雲も取れていい感じです。
2周目完了時には、流石に御朱印も終わっていた。授与品のところに無造作に
置かれていた。とりあえず、ご神職をお呼びして、初穂をお納めして
退去することにした。
一宮巡拝の御二人には また、いづれどこかでお会いできるでしょう。



近畿版  但馬一宮 粟鹿神社につづく(もどる)

1261825119-1.jpeg 1261825119-2.jpeg 1261825119-3.jpeg
○安芸國 式内社・国史見在社の情報整理 ( No.1 )
日時: 2009/12/26 12:33:37
名前: 御津垣  ID: BQyPjv5s
編集: 【回数】 1回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2011/08/22 17:50:46

分かり次第、修正・追記致します。
間違いあればご指摘の程お願い致します。
また、情報ご提供頂ければ幸いです。


〜延喜式内社〜
佐伯郡 伊都伎嶋神社 名神大
厳島神社(廿日市)
御朱印:あり
駐車場:なし(本土側フェリー乗場付近有料駐車場)


佐伯郡 速谷神社 名神大 月次新嘗
速谷神社(廿日市)
御朱印:あり
駐車場:あり


安藝郡 多家神社 名神大
多家神社(安芸郡)
御朱印:あり
駐車場:あり



〜日本三代実録記載社〜
大麻天神
古天神社?未確認(広島市東区)
御朱印:未確認(多分なし)
駐車場:未確認
特記:
  本務 長尾天満宮


伊都岐島中子天神
天神社(厳島神社摂社)(廿日市)
御朱印:未確認
駐車場:なし(本土側フェリー乗場付近有料駐車場)


水分天神
水分神社(安芸郡)
御朱印:未確認(多分なし)
駐車場:あり(霊園下の施設駐車場)


天磐門別神
天磐門別神社(山県郡)
御朱印:未確認
駐車場:未確認


在屋神
在屋神社(竹原市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認


生石神
生石子神社(広島市安芸区)
御朱印:未確認
駐車場:未確認


榲樌神
杉森神社(東広島市)
御朱印:未確認
駐車場:未確認
特記:
  本務神社
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