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関東の神社めぐり プチ神楽殿掲示板
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経塚山(大日岳)登拝 駒形神社奥宮古社地 ( No.[9]10 )
日時: 2009/10/05 13:54:56
名前: 御津垣  ID: vaNK8pS6
編集: 【回数】 2回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2009/10/13 18:28:43

奥州4日目。
今日は、夏油三山の一つ「経塚山」への登拝である。
さて、なぜ「登拝」なのか?
それは、駒形神社奥宮は、元々 経塚山にあったと言われているからである。
いわば古社地への登拝なのである。

ちなみに、駒ケ岳の登拝祭の時に
「なぜ一番高い山ではなく、二番目に高い山なのか?
普通(?)に考えれば一番高い山に建てられるのではないか?」
と、ご神職に伺ったことがあった。

答えとしては、元々は一番高い「経塚山」に鎮座していた。
この経塚山は大日岳と呼ばれており神仏混合のなかで、
大日岳(大日如来)=天照大神と認識するようになり、
天照大神に一番高い場所を譲り、二番目に高い駒ケ岳に
遷座したと聞いているとのことであった。たしか。
※ちなみに、和賀側(旧南部藩)の駒形神社縁起は全く異なる。
 こちらは、別の機会に。


さて、話は当日に戻る。
車中では、よく寝れなかったのでちょくちょく起きていた。
3時頃は、星空で晴れていたことを覚えている。今日はいい天気だな?
そう思った。しかし5時くらいになるとガスがでてきて状態は
あまりよくなくなった。

それでも雨は降っていないこともあり登ることにした。
7:00登山開始と考えていたが、あまりにも暇。
6:30待ちきれなくなり、登山を開始した。

頂上到着予定は、遅くて11:30。4時間7.0kmの行程である。
15分ほどで牛形山との分岐点である。経塚山・駒ケ岳と同様に夏油三山の
一座である。こちらは、また別の機会に登ることにしよう。
これからは、林道をしばらく歩くことになるが長いのなんの。
2.5kmの林道である。一応車も通れるが、ここを通るのは関係者だけだろう?
しばらくは登り坂、その後下り坂を経て、登山道に着く。
もう50分経っているのですが、いままでは登山道ではなくて
林道だったのですね?いづれにしても後、たった4.0kmです。

5分程度で有名(?)な「トラス橋」に到着。ちょっと足場が不安でしたが、
問題なく渡れました。いやなに、板が抜けないかな〜と思った次第。
その後すぐに難所が現れる。岩壁である。3mくらいだったかな?
ほぼ垂直(ほぼですよ。ほぼ。垂直じゃ登れないです。)の壁である。
若干濡れていて少々怖い。ストックは畳んで、慎重に登ります。

岩壁を越えると、九十九折の山道。急に高度を上げます。
8:30頃であろうか、尾根道を歩いていると、木々の曲がり角の向こうに突然!
人が現れた。始めて人に遭遇した。いや、しかし驚いた。
この方、焼石岳からの縦走とのこと。ここまで1:30と言っていたので、
自分は登りで2:00ということか。
しばらく行けば水場があるはずなので、状態を聞いてみたが、
臭くて飲めたものではないとのこと。
なにが臭いんだろうとは思ったが、まあいい後で確かめればいいこと。

引き続き歩きます。今回は、左膝にはサポーターを装着済み。
それなりには持つはず。
やがて、水場に着く。残りは1.6kmである。
ちなみに、水を汲んでみる。うわっ、なにこれ。温泉の成分ぽい匂いだ。
これは飲めない。もっと動物ぽい感じを想像していたんだけどな。
あと1リットルあるし大丈夫でしょう。

その後10分ほどで、「お坪の庭」に到着。ちょっとした日本庭園である。
こんな庭ほしいぞ。ちなみに案内の距離が2つあって混乱します。

9:40木道のある湿原に到着。お庭からこっちは紅葉の中を進みます。
これで晴れていたらとは思うが仕方ない。
湿原の先は、また樹林。この先は一気に開けるとのいう情報はもっていたので
頑張って歩く。やがて林は切れ、展望が開けます。
先日の駒ケ岳が見えます。望遠なら奥宮がみえるか?とレンズを交換してみる。
うーん、見えるけど。限界があるな。自分のやつでは。

この展望ですが、曇っていてイマイチ。
さらには、雨がぽつぽつと降り出してくる。
だが、雨に打たれるという表現までではない。
頂上はもうすぐ。そのまま歩き続けます。
そして、10:15経塚山山頂に辿りつく。

焼石岳見えない。紅葉はいいけど。雨が強くなった。
「駒形大明神」碑の写真を撮りたいのだが、望遠レンズでうまく撮れない。
雨で交換もできない。つらい写真撮影が続く。

雨が強くなってくたので、さっさと退散します。10分居たのかな?
雨着も上だけでも装着します。

下山中の「お坪の庭」へ降りていくところで、2人組みに会った。
「クマいませんでした?」と聞かれたので
「会ってたらこんな落ち着いてないよ!」と素で答えてしまった。
今考えると、もっと笑いのエッセンスを取り入れて返答するべきであったと思う。

水場近くまで戻ったときであろうか、水溜りができていたので、
それを避けるために、飛んでしまった。こともあろうに濡れた木の上にである。
あっ、しまった。飛んでいる時にもそう思ったのだが、やはりである。
着地した足は、前方向にすべっていく。ああ、やっぱりか。
そして暗転。自分は熊笹の覆い茂る谷間に消えていくのであった。
いや、消えてない 。1m程度で止まった。谷でなかったのが幸いであったが、
これは猛反省な出来事である。死ぬかと思った 。ケガもなかった。

ちなみに、この下山であるがいままでの下山と違い、「登り」も多いのです。
故にそんなに時間に違いはない。九十九折の道では、案の定左膝が痛くなるし。
岩壁は、雨にさらに濡れ、危険地帯と化していた。下りは怖いな。
やがて林道。どこまでつづくのこの登りな感じのあと、牛形山との分岐まで
永遠と思えるような一人旅が続く。行きもそうだけど、小さな蝶が多い。

13:00「天狗の岩」との分岐まで戻ってきた。
折角なので、そちらも見ようと向かってみたが、なかなか着かない。
うーん。見た目ですか、どっかの出羽三山みたいな感じですかね。

そんな感じで無事に下山。夏油元湯で湯に浸かって、水沢に戻ろうと思う。
足も大分痛いし。しかし、露天風呂は大混雑らしい。
内風呂でもいいとは言ったが、川向こうじゃないと空いてないらしい。
どうでもいいので500円払ってそちらに向かう。

風呂は空いていた。ゆったり湯に浸かり疲れを癒します。


明日は岩木山神社に行こうと考えていたが、天候次第。
いま持っている情報では問題なさそうである。
とりあえずは、昨日電話もあったので駒形神社に行くことにする。
経塚山登ったよとの報告もしたいので。

到着後、ざっとお話して経塚山の写真を提供して退去する。
まずは、晩飯である。
市街のすき屋に行って食事をする。ついでに最新の天気を確認。
ん!明日ダメじゃん。どうしよう。
えい、もう市街に泊まってネットで情報を入手しようと楽天で予約し、
チェックインします。


今日は疲れた。
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