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件名: 常陸国風土記紀行 第二回「稲塚」 ( No.[7]92 )
日時: 2010/03/23 09:02:36
名前:
御津垣
常陸国風土記紀行 信太郡
さて、今回の話題は、竜ヶ崎市八代町の『稲塚』。
風土記信太郡の条に 『其の里の西に飯名の社あり。此は即ち、筑波岳に有せる飯名の神の別属なり。』 と記載されているのが、この稲塚墳上に祀られている小祠「稲敷神社」 ではないかとされている。 また、この稲塚付近が稲敷地名の発祥地ではないかともいわれています。
※「筑波岳に有せる飯名の神」は、筑波山麓にある飯名神社のことで、 ここから分霊し祀っています。
さて、実際の稲塚ですが、現在は一般民家の敷地内ですので 祠や石碑などを窺い知ることはできません。 遠くから想い望むるだけとなってしまいます。
塚、いいかえれば古墳なのですが、形状などは以下の通りです。 それほど大きくはないので、通りから見つけるのはなかなか難しいと思います。 自分は、三回目にして発見という感じなのですから。 (見た目は、ただの竹林です。近づいてやっと小山だと分かります)
〜稲塚データ〜 形状:円墳 規模:径14m、高4m 所在:茨城県竜ヶ崎市八代町
付近に第二次調査にて発見したちょっと 不思議(怖い?)な感じな場所があったのですが。。。 なんだったのだろう? あとで、近隣の人に聞いてみよう。
以上
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